世界最大の海中ホテル建設へ、切り離せる海上の5つの“円盤”と共に。

2013/02/04 13:12 Written by Narinari.com編集部

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今ではセレブが集まる観光都市として、世界にその名を轟かせるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ。潤沢なオイルマネーを背景に建設された、超高層ビルのブルジュ・ハリファや商業施設ドバイ・モールは、いずれも世界一の高さと広さを誇る。ここに今度は“世界最大の海中ホテル”が建設される運びとなり、さらなる注目を集めているようだ。

英紙デイリー・メールやインディペンデントなどによると、ドバイで新たに世界一の施設として作られるのは、ポーランドのディープ・オーシャン・テクノロジー社が手掛ける「ウォーター・ディスカス・ホテル」。海中ホテル自体は、モルディブや米国などにもすでに存在しているが、いずれも用意されている客室は1つと3つ程度の規模だ。しかし今回ドバイに建設されるホテルは、「21のダブルルーム」を備えた世界最大の“海中ホテル”になるという。

ディープ・オーシャン・テクノロジー社の説明によると、ホテルは「ディスカス(円盤)」の名称がある通り、5つの円盤状施設が繋がる海上部分と、水面下10メートルに沈む海中部分の施設とで構成。このうちホテルのメイン施設となるのは海中部分のほうで、「できる限り海の中と密接に一体化するよう」配置された客室のほか、ダイビングセンターやバーなどが併設される。

また、平時は海上部と海中部の施設同士は、階段やエレベーターが収まる柱のような部分で繋がっているが、緊急事態などが起きた際には分離も可能。海上部分の施設を切り離し、救命艇となって脱出を図れる作りにもなっているそうだ。こうしたデザインもあって、“世界最大の海中ホテル”は最も革新的な施設として注目を集めている。

今回の建設プロジェクトを支援している、スイスの建設コンサルタント企業のボグダン・グトコヴスキー社長は、将来のヴィジョンも示して完成に期待を寄せている。海中ホテルがドバイの新たな「ホテルや観光の発展に役立つ」と話すグトコヴスキー社長は、建設の成功が「沿岸部の住宅問題や海面下の施設建造、環境保護活動など」多くの分野の発展にも繋がるとコメント。海中ホテルが完成したら、「UAEで海の環境保護を調査する研究所」の役割も担いたいと話している。

現時点で具体的な建設スケジュールなどは明示されておらず、完成時期も未定。しかし、完成した暁には再び世界で大きな話題になるはずで、どんなホテルなのか気になったら、公開されている動画「Underwater Hotel Dubai」(http://www.youtube.com/watch?v=XKk8-AvqavM)もご覧になってみてはいかがだろうか。



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