“世界一速い”乳母車が爆走、英国の名物男が最高81キロの記録樹立。

2012/10/17 09:45 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


赤ちゃんを連れて出かける際には欠かせない乳母車。街中で見かけると、気持ち良さそうに乗せられている赤ちゃんの姿につい目を奪われてしまうが、このほど英国の男性は、他人がゆっくり見ていられないほど高速で走行する乳母車を開発し、先日、“世界一速い乳母車”としてスピード記録まで樹立したという。

英紙サンや英放送局ITVなどによると、この乳母車を制作したのはリンカンシャー州スタンフォードで暮らす33歳の男性、コリン・ファーズさん。配管工の仕事をしている彼はバイクの改造を得意としており、これまでにも「最長4.5メートル」も後ろに火が噴く“火炎放射バイク”を制作して話題になるなど、英国では有名な人物だ。

また、2008年には長さ14.03メートルの世界一長いバイクを、2010年には年配者用のバイクを改造して時速115.21キロを出し、世界一速い電動スクーターを作ったとしてギネス・ワールド・レコーズに認定された実績も持っている。そんな彼も現在は生後1か月になる息子ジェイクくんをもうけ、幸せいっぱいの新米パパになった。ところがパパになってもやっぱり我が道を行く彼は、「『赤ちゃんを眠らせるために連れて歩くのが大変』という人の話を聞いた」ことをヒントに、今度は“速く自走できる乳母車”を作るアイデアを思い付いたという。

その完成品を披露したのが、10月10日付でYouTubeに公開された動画「WORLDS FASTEST PRAM」(http://www.youtube.com/watch?v=SgZCk7tMOYc)。設計から完成まで4週間、450ポンド(約5万7,000円)を費やして出来上がった代物は、普通の乳母車に比べれば多少いかつい見かけの3輪バイクだ。125ccバイクのエンジンを載せた特製乳母車は、テストで時速20マイル(約32キロ)を出したところ、「足が痺れる」(公式サイトより)ほど自分が乗るステップに振動が来たため、「仲間の協力で」タイヤなどの足回りを強化したという、完全な高速仕様モデルに出来上がっている。

途中で赤ちゃんを乗せて走らせるシーンも収められているが、動画の説明によれば「本物の赤ちゃんではない」とのこと。彼は「いつかジェイクを連れてこれでドライブしたい」と話しているものの、さすがに「彼女が喜ぶかは分からない」という妻の気持ちを確かめるまでは、実際に自分の子を乗せる決心はつけられないようだ。

そんな彼の夢が叶うかどうかは分からないが、まずは10月14日にこれまでの記録時速30マイル(約48キロ)を大きく超える、時速50.5マイル(約81キロ)を記録。“世界一速い乳母車”の新記録を樹立した。

ただ、自慢の乳母車は公道で走らせると違法になるため、走れるのは私道のみ。自分で作っておきながら「乗るのは怖い」とも話しているファーズさんだが、ときどき赤ちゃんを乗せて坂を上ろうとしている親が、彼の乳母車を「羨ましそうに見る」ことに気が付いては、作った喜びを感じているという。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.