運動不足・喫煙女性は頻尿に? 男性では喫煙との関連認められず。

2012/09/05 16:18 Written by

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中年以降は体にさまざまな症状が出やすくなるが、下部尿路症状もその一つ。頻尿や尿失禁、残尿感など、膀胱(ぼうこう)から尿道の出口までの障害をひとまとめにした呼称で、こうした症状に悩まされている中高年は多い。米ニューイングランド研究所のNancy N. Maserejian氏らは、運動不足と喫煙が女性の下部尿路症状に関係していると、米医学誌「Journal of Urology」(2012; 188: 490-495)に発表した。

◎男性は全項目で関連なし

生活習慣が下部尿路症状に影響しているかどうかは、これまで明らかになっていなかった。Maserejian氏らは、米ボストンで行われた研究の参加者4,145人を対象に、参加当時(2002〜05年)と2006〜10年に面談を行い、運動や喫煙、飲酒の状況と下部尿路症状の関連を検討した。

下部尿路症状を発症したのは男性が7.7%、女性が12.7%。解析の結果、身体活動が活発な女性は、運動不足の女性と比べて下部尿路症状になるリスクが68%低かった。この関連は男性でも認められたが、性別や年齢、病気などを考慮すると統計学的な有意差はなくなったという。

また、喫煙している女性は喫煙していない女性と比べて下部尿路症状、特に蓄尿症状(頻尿、尿失禁など)を訴える割合が2.15倍と高かった。男性では喫煙との関連が認められず、飲酒に関しては男女共に一貫した関連が認められなかったという。

※この記事(http://kenko100.jp/news/2012/09/04/02)は、医学新聞社メディカルトリビューンの健康情報サイト「あなたの健康百科」編集部(http://kenko100.jp)が執筆したものです。同編集部の許諾を得て掲載しています。

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