早朝の住宅街を牛30頭が疾走、寝ぼけながら目にした光景に住民唖然。

2012/07/25 15:02 Written by Narinari.com編集部

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日曜日ながらも朝早く目を覚ました英国のある男性は先日、奇妙な音に気付いて辺りの様子を確かめた。すると、鳴き声と蹄をアスファルトに叩きつける音を立てながら、向こうからやって来たのは牛の群れ。なぜか住宅街の自宅の前を疾走していく状況に、男性は「シュールな光景」と驚きながらカメラを外に向けた。


英紙ヨークシャー・イブニングポストやサンなどによると、この光景を目撃したのは、英中部の街ハロギットの住宅街で暮らす20歳の男性、ジェームス・リーさん。7月15日の朝6時頃、目が覚めた彼の耳に何やら“ノイズ”が聞こえてきた。当初「家族がいびきをかいているのかと思った」ものの、探ってみると音の発生源はどうも外のよう。そこで彼は、視線を窓の外に向けてみた。

すると、目に飛び込んできたのは「寝ぼけ眼には混乱する」ような光景。すぐにカメラを手に取り、その様子を撮影したのが、7月15日付でYouTubeに投稿された「Live Cattle On The Rampage In Harrogate, 6am! (Original Video)」(http://www.youtube.com/watch?v=tzzwpSgBsWs)だ。

自宅の前を走る車道にカメラを向けていると、遠くから時々鳴き声を上げて近づいてきたのは、住宅街にはおよそ似合わない大小さまざまな牛の群れ。ゆっくり小走りに同じ方向へ駆け抜けていく牛たちの様子は、どこか太陽の光を存分に浴びながら散歩を楽しんでいるようにも見える。

全部で約30頭いたという群れは、歩道や住宅敷地内の芝生にも入りながらリーさん宅前を通り、何ごともなく通過。約5分ほどうろついた後消えたという牛たちを笑い声も上げながら撮影していた彼は、「とても奇妙であまりにシュール」と当時の様子を振り返る。まだ早朝の時間だったこともあり、ほかにどの程度の住民が目撃したかは定かではないが、いつもの日曜日とは違う朝の光景を見た住民なら「本当に面白いと思ったんじゃないかな」とも話し、彼にとっては“滅多に味わえない貴重な経験”となったようだ。

一方で、住民たちの中には牛の到来を喜ばしく思ってなかった人も。住宅街の角地に庭を構える家の女性は、今まで丁寧に手入れを重ねて来た敷地内の芝生上に、蹄の跡が多数残されたとして「大きな損害を被った」と憤る。また、道路上には群れが落としたフンも残されたとして「すごく怒っている」と、こちらは“実害”を被っただけに、リーさんのようには受け止められなかったようだ。

結局、今回現れたのは、住宅街からほど近くにある農場で飼われている牛たちと分かり、この後は無事にすべての牛が戻ったそう。ただし、怒りの収まらない女性は、今後所有者に対し、損害を受けた庭の補償を求めていくという。

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