歩き携帯でクマと数mまで接近、迫る“命の危機”をTVカメラが偶然撮影。

2012/04/15 11:28 Written by Narinari.com編集部

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四六時中、携帯電話を手放せないという人も多い昨今は、街中で操作しながら歩いている人を日常的に目にする。しかしそれは、周りの人たちに迷惑をかけるケースがあるばかりか、不注意で自分が危険に巻き込まれる可能性もあるから、操作をするなら立ち止まったほうが良いのは確かだろう。米国のある男性は先日、住宅街を歩きながら携帯電話を操作し、周囲の状況が目に入っていなかったばかりに、血の気が引くような命の危険に遭遇した。その出来事は偶然にもテレビカメラが撮影しており、この映像が欧米で話題を呼んでいる。

米放送局KTLA-TVによると、この体験をしたのはロサンゼルス近郊のラ・クレセンタに住む男性。4月10日の朝、彼は自宅周辺を飛びまわるヘリコプターの音で目が覚めた。周囲にはパトカーも行き交うなど辺りは不穏な雰囲気に包まれ、何かが起きていた様子。そのため様子をうかがっていた彼だったが、結局はよく分からぬまま出勤時間が差し迫り、彼は上司に「少し遅刻する」と連絡しながら会社へ向かうことにした。

家を飛び出し、上司に送るメッセージを携帯電話で打ちつつ、住宅街の中にある細い歩道を歩き始めた男性。ところが、ふと携帯電話から顔を上げた瞬間、彼の目の前に思わぬ危険が待っていた。そこには推定体重「400ポンド(約180キロ)」という大きなクマがいたのだ。携帯電話の操作に夢中で進む彼と、のしのしやって来たクマとの距離はほんの数メートル。驚いた彼はすぐさま猛ダッシュで逃げ、幸いにも事無きを得た。

実は彼の自宅周辺に不穏な雰囲気をもたらしていたのが、まさにこのクマ。今年3月にもクマの出現が騒がれていたというこの街で、10日午前3時に再び目撃情報が寄せられたことから、地元警察は彼の家があるエリアなどで警戒活動を行っていた。そしてこの日の朝、KTLA-TVは彼が目を覚ますきっかけとなったヘリコプターを飛ばして“クマ出没”を報道。そのヘリコプターから空撮していたカメラが偶然にも男性がクマと出会う瞬間を捉え、彼の危機一髪は放送で多くの視聴者も目撃し、大きな話題を呼ぶことになった。

クマと対峙した彼の話は、米国以外のメディアでも広く紹介されており、その瞬間のニュース映像「Texting Guy Almost Runs Into A Bear」(http://www.youtube.com/watch?v=WmhvdtX72eQ)も再生回数が200万回(4月15日現在)を超えるほどの大反響。幸い「攻撃性はない」と判断されたクマは、この後到着した環境保護局の職員が麻酔銃を使って捕獲し、国有林に逃がしたという。

男性は「素早く逃げられたのは、マラソンしていたおかげ」とも話しているが、思わぬ危険を未然に防ぐ意味でも、外を出歩く際はしっかり周囲に気を配れる状態でいたほうが良いのは間違いなさそうだ。

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