世界が成長見守るワシの雛3羽、巣を捉えるライブ中継が大人気に。

2012/04/07 12:28 Written by Narinari.com編集部

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米国でいま、3羽の雛を育てるつがいのハクトウワシが大人気となっている。動物保護活動を行っている団体が木の上の巣にカメラを設置し、Ustream上でライブ映像を配信したところ、これが大ブレイク。多くのネットユーザーが雛3羽の成長を見守っているようだ。

話題を呼んでいるのは、米国で猛禽類の保護活動を行っている非営利団体「Raptor Resource Project」が、Ustreamに開設したチャンネル「Decorah Bald Eagles」(http://www.ustream.tv/decoraheagles)。カメラに映っているのは、アイオワ州ディコーラにある私有地に立つ木に、2007年冬から来るようになったというハクトウワシの巣だ。団体はワシの環境保全と巣立っていく雛の行動研究を目的に、営巣直後から観察を開始。これまでに11羽が誕生したことを確認している。

そしてこの団体では、このワシ一家が巣を離れるまでの間、カメラを設置してライブ映像をUstream上で配信。実は昨年も、つがいのワシがこの巣に戻って来てから、雛も親も巣を離れた後の「7月下旬まで」(米放送局IPTVより)ライブ映像を配信していたが、その際は「2億500万回以上」視聴され、大きな話題となっていた。その影響もあるようで、今年のライブ映像配信も欧米を中心に注目を集めており、現在、同時視聴者数は常に3万人前後という状況だ。

巣には母親と見られる大きなワシの足元に、灰色の毛に覆われた雛が3羽確認できる。この3羽は、3月28日から31日にかけて相次いで卵からかえった、生まれたばかりの子どもたちだ。団体ではここで生まれた子どもたちに、地名のディコーラの頭文字「D」と、生まれた順番を示す数字を組み合わせた名前を付けており、今年誕生した雛たちはそれぞれD12、D13、D14と呼ばれている。

順調に育てば、2か月程度で巣立っていくというワシ。昨年の場合は、4月2日から6日にかけて誕生した3羽の子どもたちは「6月16日に巣を離れた」そうで、去年とほぼ同じ時期に生まれた今年の3羽も、問題がなければその頃には巣立っていく可能性が高い。今はまだ全員が親の体の下に収まるほどの小さな雛たちだが、親の愛を受けながら2か月の間にどんどん成長していくはず。その様子を見守って行けば、視聴する側も日本にいながらにして、少なからず感動を味わえるに違いない。そんなハクトウワシの奮闘日記とも言うべきこのライブ映像を、皆さんもぜひ一度ご覧になってはいかがだろうか。

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