“ケーキの車”時速45kmで快走、車体の骨組みは専門家製作の本格派。

2012/03/12 11:44 Written by Narinari.com編集部

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先日、米ミズーリ州ではケーキフェスティバルが開かれ、ケーキが大好きな多くの人で賑わった。そしてこのイベントでは、たくさんのケーキが味わえるほかに、もう1つ大きな楽しみが用意されていたそうだ。それは、ケーキで作られた車がどれだけスピードを出せるかに挑戦するというもの。この日のためにカンザスシティーの職人たちが協力し、重さ約325キロもの“ケーキのレーシングカー”を作り上げたという。

米紙カンザスシティー・スターによると、この車を作ったのは、カンザスシティーでケーキ店を営む、女性パティシエのケアリー・レナッカロさんと、男性パティシエのマイク・エルダーさんを中心とするグループ。彼女らは3月3日と4日の2日間開かれた「カンザスシティー・ケーキフェスティバル」に合わせて、体が不自由な人たちへの寄付を目的とするチャリティーを行おうと考え、ケーキで作った車によるスピード挑戦のアイデアに行き着いた。

そこで、まずはしっかり走るケーキの車を作るため、車体のデザインを本物の車の専門家たちに依頼。この専門家らは、1930年代に走っていたレーシングカーをモデルに決めると、車体の骨組みやエンジンを用意して基礎部分を製作した。これにパティシエたちが大量の「ケーキや飴」を加工して車体部分に肉付けしていき、立派なレーシングカーのケーキレプリカが完成。3月4日の本番当日を迎えた。

当日、ケーキの車はフェスティバル会場近くの道路に運ばれ、大勢の人が見守る中で走行に挑戦。その様子はYouTubeにも「Guinness Book World Land Speed Record for an Edible Vehicle!」(http://www.youtube.com/watch?v=bIeRjbgH87Y)との動画で公開され、レナッカロさんが「チョコレートと砂糖」でできたヘルメットを被り、ハンドルを握るシーンが映されている。

歓声が上がる中、ゆっくりながらきれいなスタートを切ったケーキの車は、その後順調に加速。「タイヤが回らなくならないか」との懸念もクリアできた結果、今回の挑戦では「時速28マイル(約45キロ)」までスピードが出た。ちなみにこのケーキの車、最後は会場に集まった人たちでおいしく食べたそうだ。

期待以上の結果が出たことにはパティシエたちも大満足といった様子。運転席に座るレナカッロさんを見て「彼女のようになりたい!」と14歳の少女が語るなど、集まった観客たちもこの挑戦を大いに楽しんだ。こうした雰囲気に、パティシエたちにも笑顔が溢れていたという。



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