山羊チーズの仏マック新商品、「マックバゲット」実食レポPart2。

2012/03/10 14:39 Written by Narinari.com編集部

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フランスパン風のバンズとフランスの名産チーズを使用した意欲的な商品として注目を集めている仏マクドナルドの「マックバゲット」。4種類のラインアップのうち先に登場した「カンタルチーズ」と「サン・ネクテール」(※前回の記事を参照 http://www.narinari.com/Nd/20120217383.html)に続き、先日販売を開始したヤギのチーズ「シェーヴル」と、“高貴なブルーチーズ”と名高いチーズ「フルム・ダンベール」を使用した2種類のハンバーガーを、ナリナリドットコムのフランス特派員が実食してみた。

シェーヴルチーズはヤギの乳で作られた、特徴的な酸味とコクで知られるチーズで、チーズ好きの間でも好みが分かれると言われている。今回はまず、このシェーヴルチーズを使用したハンバーガーをがぶり。すると、無糖のヨーグルトのような、かなり酸味の強い味が口の中に広がる。全体的にクリーミーで、ビーフのパテにコクを補強している印象だ。

バンズを外してハンバーガーの中を見てみると、皮の付いたシェーヴルチーズは本格派で、熱々でもとろけているわけではない。皮部分だけを試しに食べてみると、ちょっぴりえぐみがあるものの、塩味も強いためパテにはピッタリだと感じた。かなり主張の強い味で、緑の色合いを添えるレタスの苦みが程良いアクセントになっている。

ちなみにハンバーガーとは別に、このシェーヴルチーズを使用した新しい「マックラップ」を並行して販売する戦略にも注目だ。こちらは小振りのシェーヴルチーズのフライと、たっぷりの野菜を一緒に食べることができる。揚げることで旨みが凝縮され、しかも特徴的な酸味は和らいでいる印象だ。肉のない製品にも関わらず、非常に満足感のある一品で、仏マクドナルドの開発努力には驚くばかりだ。

そして、週替わりに提供される「マックバゲット」の最後を飾ったのが「フルム・ダンベール」。ブルーチーズのハンバーガーという、苦手な人も多い日本人には敷居が高いと感じられる組み合わせだが、フランスでは肉料理とブルーチーズの組み合わせはかなりポピュラーとされている。実際に手に取ってみるとクセの強い香りなどは一切なく、口に入れて美味しいと感じられる、ほのかな風味がある程度だ。また、想像以上にパテとの相性が良く、このチーズをベースにしたソースが、「マックバゲット」のバンズとパテに一番合っていると感じた。

これらの商品に見られる仏マクドナルドのローカライズ戦略は、マクドナルドの“お求めやすい価格で安定した商品を供給する”という印象とは一線を画している。そしてこの流れは、「熱々のパテにエメンタールチーズという王道の具、そしてマスタードソースがパリパリのバゲットに挟まれている」(仏パリジャン紙より)という、4月18日発売と噂される新商品「マクドサンド」に引き継がれていくことになりそうだ。

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