スタンガンで攻防する新球技、アルティメット・テーザー・ボールとは。

2012/02/23 06:30 Written by Narinari.com編集部

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いま、北米で生まれた新しいスポーツがちょっとした話題を呼んでいる。その名は“アルティメット・テーザー・ボール”。バランスボールほどの、両手で抱えるような大きなボールを敵ゴールにたたき込むこのゲームは、攻撃や防御にスタンガンを使うという非常に過激なスポーツなのだ。

カナダ放送局CTVによると、“アルティメット・テーザー・ボール”を考案したのはドイツ人のエリック・ブンシュさんら3人のグループ。彼らは空気銃を使ってさまざまなルールで敵と戦う、米国で盛んな「ペイントボール」を楽しむ人たちの中から飛び出した「さらに面白くて、新しいスポーツを」との要望に応えるべく、この新たなスポーツを生み出したという。  

そして3人は“アルティメット・テーザー・ボール”の組織化に着手し、米カリフォルニア州に2チーム、フィラデルフィア州とカナダ・トロントに各1チームずつ、計4チームによるリーグを設立した。公式サイトもすでに開設されており、そこに掲示されているNBA(米プロバスケットボール協会)をパロディにしたと思われる、ユニークなロゴマークが何とも面白い。

気になるゲームの中身については、YouTubeに公開されている動画「Ultimate Tazer Ball- UTB The Future of Sport- Adrenaline, Action, Tactics, Stun guns and TAZING!!!!!」(http://www.youtube.com/watch?v=E38G31wo7qc)で確認できる。対戦は4人vs4人で、試合の舞台は室内フットサル場。大きなボールを抱えて動き回る様子はラグビーのような激しさでもあり、相手ゴールにボールを投げ入れたら得点というのはハンドボールのようでもありと、見た目はごちゃごちゃだがルールは単純そうだ。

そうした中で“アルティメット”の言葉に相応しいゲーム性を楽しめるのは、選手がボールを持ったとき。各選手は小型のスタンガンを携帯していて、これをボールを持った選手への攻撃や、それに対する防御に使用する。ただし、“攻撃力”は「警察で使われているモノほど強力ではない」(カナダ放送局CBCより)とのこと。こうした過激な攻撃性がウケているのか、紹介動画も大人気で、投稿から約1か月で再生回数が110万回を超えている。

今後の予定としては、3月にタイ・バンコクで開かれるペイントボールの大会でエキシビジョンマッチを行うほか、4月にはカリフォルニア州でもイベントを開催する予定だ。ちなみに、カナダでは個人のスタンガン携帯が違法となっているため、トロントのチームは別のトレーニングを強いられているそう。ほかのチームに比べて、若干の不利は否めない。

そんな選手たちが繰り広げる“アルティメット・テーザー・ボール”が、果たして広く認知され、競技人口を増やしていくことができるのか。今後の展開に注目しておきたいところだ。

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