ジョブズ氏パロディCMに非難、黒タートルの“天使”が製品プレゼン。

2012/02/04 05:05 Written by Narinari.com編集部

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台湾の電機メーカーが制作した、米アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏のパロディCMが波紋を広げている。これは台湾のアクション・エレクトロニクスが発売したタブレット端末「Action Pad」のCMで、黒いタートルネックにジーンズ、眼鏡というジョブズ氏を思わせる姿のタレントが、背中に羽、頭に輪という天使のようなスタイルで登場。その表現方法などに非難の声が上がっているようだ。

CMには「アップル」「ジョブズ」などの言葉は出てこないが、ジョブズ氏らしき男性が生前アップルの新製品を発表していたプレゼンと同じような雰囲気で、ジーパンの後ろのポケットから「Action Pad」を披露するという内容。YouTubeには「Action Pad Taiwan commercial」(http://www.youtube.com/watch?v=aeXXwQrQiPE)などのタイトルで、CMの動画が複数投稿されている。

このCMの存在が明らかになるや否や、タレントの羽と輪っかというスタイルに加え、「Action Pad」がアップル製品ではなく、Android端末である点にも不快に感じる人が続出。というのも、生前ジョブズ氏はAndroidを「盗まれた製品」(英紙デイリー・メール紙より)と激しく嫌悪していたことがよく知られているからだ。それゆえ、アップルのライバルとなる企業がジョブズ氏のパロディCMを制作したこと自体、受け入れられないとの声も上がった。

実際、動画のコメント欄には、中国語や英語をはじめ複数の言語による書き込みが見られるが、中にはユーモアと捉えて楽しむ意見もあるものの、多くは「笑えない」との批判だ。ただ、アクション・エレクトロニクス社のスポークスマンは、今回のCMは「単にものまねタレントが出演しただけで、ジョブズ氏ではない」と語り、問題はないとの立場を強調している。

現在のところ、アップルから同社へのアクションはないそうだが、同社は「ジョブズ氏のイメージは製品の良さを広めてくれる」とも話していることから、彼の力を借りようとしたのは否めないところだろう。ちなみに、アップルはこの話題に対し沈黙を続けており、米放送局ABCに対し「コメントはしない」と答えている。

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