英海軍のXmas動画に絶賛の声、BGM使用のマライア本人も「最高」。

2011/12/14 05:28 Written by Narinari.com編集部

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もうすぐ訪れるクリスマスを前に、英海軍の隊員たちが家族や友人に宛てた、1本の動画が注目を集めている。マライア・キャリーの名曲「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」に合わせ、隊員たちがパフォーマンスを見せるこの動画。これを見たマライア本人もツイッターで絶賛するなど、欧米で話題を呼んでいるようだ。  

この動画は、YouTubeに12月2日付で投稿された「All I Want For Christmas - HMS OCEAN」(http://www.youtube.com/watch?v=SDZcGz4vmJc)。ここに登場するのは4月に英国を出航した英海軍の空母オーシャンで、隊員たちはリビア近海などを中心に7か月間海上任務に当たった。当初は7週間の洋上訓練の予定だったが、中東・アフリカの一部の国で情勢が不安定になったことに伴い、北大西洋条約機構(NATO)のリビア空爆支援のため予定を変更。いつも以上に緊張感のある任務だったと思われるが、225日間の活動中、実に「176日が海上任務」だったとあって、彼らにとって遠方の家族や友人に対する思いは人一倍強いようだ。

動画に添えられた投稿者の説明には、1度港を離れると家族とイベントを共有できない寂しい気持ちがつづられている。我が子の出産を見届けられなかった、誕生日をお祝いできなかった、娘の卒業式に出られなかった――など、国のために働いているとはいえ、日ごろ身内や親しい友人と喜びを共有できない現実に辛い想いを抱えている人も少なからずいるそうだ。そこへ、12月9日に母港の英プリマスへ帰港するという知らせがもたらされ、クリスマスを家族と過ごせると喜んだ隊員たちは、協力して皆の家族に宛てる1本の動画を作ろうと考えたという。

動画では隊員たちがいつもの厳しい時間を忘れ、心からクリスマスを祝うかのように、楽しそうにさまざまなパフォーマンスを披露。マライアの歌をベッドやトイレで口ずさむ人、リズムに合わせて腕立て伏せしながら歌う人、ギターやサーフボードを抱えて歌う人など、その弾け具合が彼らの喜びを表しているかのようだ。中には思い思いの仮装をしている隊員もいる。

国を守る隊員とて、多くの人が最愛の人たちを持つ1人の人間。帰還後にその人たちと一緒に楽しめるクリスマスを待ちきれない様子がひしひしと伝わって来る。

そんな彼らの動画は、BGMに使用されたマライア本人も大いに楽しんだようだ。彼女は12月6日、自身のツイッター公式アカウント上で「今まで見た中で最高」「素敵な動画をありがとう」とのメッセージを添えてこの動画を紹介。この影響もあって動画は大きな注目を集めており、欧米メディアで広く紹介されているほか、再生回数も12月14日現在で220万回を超えている。動画を投稿したおかげで、「ハッピーハッピークリスマス!!!」と大スターからまさかのお祝いメッセージも受け取れた空母オーシャンの隊員たち。今ごろは家族との再会を喜び、来るべきクリスマスを大いに待ち侘びているに違いない。

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