ディカプリオが70代の老け顔に、すれ違ったイーストウッドも気付かず。

2011/12/12 09:00 Written by Narinari.com編集部

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2度のアカデミー賞監督賞に輝いた名匠クリント・イーストウッドと、3度のオスカー・ノミネートを積み重ねてきたレオナルド・ディカプリオが初めてタッグを組んだ映画「J・エドガー」(ワーナー・ブラザース映画配給)。2012年1月28日の公開まであとわずかだが、同作でFBI初代長官ジョン・エドガー・フーバー(J・エドガー)を演じたディカプリオが、特殊メイクにより70代の“老け顔”となったビジュアルが解禁された。

「J・エドガー」は約50年にわたり米国のあらゆる秘密を掌握し、8人の歴代大統領さえも及ばない強大な権力を手にしていた実在のFBI初代長官J・エドガーの人生を描いた作品。ディカプリオは20代から70代のJ・エドガー役を一人で演じており、その迫真の演技には公開前から注目が集まっている。今回解禁されたビジュアルは、これまでのディカプリオからは想像できない姿。晩年のJ・エドガー本人そのものだ。

この“老け顔”となったJ・エドガーの容貌に近付けるため、ディカプリオは目の色や髪の色はもちろんのこと、年齢に応じて白髪のヘアピースも加えていき、富士額の毛を抜いたり、二重あごに見えるように首筋にも特殊メイクを施し、鼻孔用増強剤で鼻の形を歪めるなど徹底的に追求。その完成度の高さは、老けたJ・エドガーとしての撮影初日に、イーストウッド監督が“老け顔”のディカプリオとすれ違っても、全く気づかなかったとのエピソードがあるほどだ。  

イーストウッド監督は「レオのメイクは本当に素晴しかった。スタッフが造り出したレオの顔はじつに見事。あのメイクをしたレオがいることで、J・エドガー・フーバーの存在を実感できたよ」と満足気。ディカプリオは「この映画は本質的にフーバーという人物の内面を描いている。僕自身、演じているのがどんな人物なのかをしっかり理解できたと思う。クライド・トルソン、ヘレン・ガンディ、そして母親との関係によって、全生涯、全キャリアを通してフーバーという人物ができていった。それが興味深かったからこそ、僕は毎日撮影を続けられた。観客にもその点に興味を持って欲しい」と作品の魅力を語っている。

☆「J・エドガー」ストーリー

FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーは、約50年もの間アメリカのあらゆる秘密を掌握し、8人の歴代大統領さえも及ばない強大な権力を手にしていた。

今日では当たり前とされる科学捜査の基礎を確立し、犯罪者の指紋管理システムを構築。FBIを子どもたちの憧れの的にまで押し上げた明らかな英雄でありながら、彼には常に黒い疑惑や、スキャンダラスな噂もつきまとっていた。国家を守るという絶対的な信念は、そのためになら法を曲げて構わないというほど強く、狂信的なものとなり、それゆえ彼は正義にもなり、悪にもなった――。

物語は、人生の終盤に差し掛かったJ・エドガー・フーバー長官が、部下に命じて回顧録を書き取らせるところから始まる。記憶はFBI誕生以前へとさかのぼり、彼の表の経歴が語られるとともに、その裏側の野望、企み、葛藤、苦悩が次第に明らかにされていく……。国を守るという大義名分のもと、大統領をはじめとする要人たちの秘密を調べ上げ、その極秘ファイルをもとに彼が行った“正義”とはいったい何だったのか? 映画やコミックにもFBIの素晴らしさを喧伝させる裏側で、彼は何を画策していたのか!?

映画「J・エドガー」(http://www.j-edgar.jp)は2012年1月28日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。



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