交通事故から命救った食パン、買い物袋を飛び出して運転女性の頭保護。

2011/11/30 11:28 Written by Narinari.com編集部

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英国に、食パンに「命を助けられた」と感謝する女性がいる。この女性は先日、買い物に出かけた際に運転していた車をスリップさせ、横転する事故を起こした。そのときに買い物袋に入っていた食パンが飛び出し、エアバッグの代わりとなって女性の頭を保護したため、軽傷で済んだそうだ。

英紙デイリー・メールやメトロなどによると、スコットランドのグラスゴー近郊ストロナックラチャーで暮らす51歳のリズ・ダグラスさんは11月21日、愛車を運転してグラスゴーへ買い物に出かけ、家に帰る途中で事故を起こしてしまった。「激しい暴風雨」(デイリー・メール紙より)の中を運転していたダグラスさんは、「車の後ろが滑った」のを感じて姿勢を制御しようとしたところハンドル操作を誤り、そのまま電信柱へ激突。そして、車は横転した状態で止まった。

そのとき「なぜか膨らまなかった」エアバッグの代わりに彼女の頭を守ってくれたのが、後部座席の買い物袋に入っていた食パンだ。車が回転した勢いで買い物袋から飛び出した食パンは、彼女の頭とへこんだ屋根との間にうまく挟まり、屋根やフロントガラスから頭部を守ってくれたという。さらに逆さまになった状態で動けなくなった彼女を、食パンは「クッションとして頭をサポート」。1時間あまり、ダグラスさんは「クラクションを鳴らして」助けを待ち、それに気付いた地元住民の通報で救急隊が駆け付けるまで彼女が逆さまの状態で耐えられたのは、兎にも角にも食パンのおかげだった。

結局、ダグラスさんはほどなくして救出され、病院に搬送されたものの、若干の「切り傷や打ち身」を負った程度で大きなケガはなし。今では傷もすっかり癒えた彼女は「命を救ってくれた」と、買って来た食パンに大いに感謝しているそうだ。そのため、この食パンを製造するホービス社に「ありがとうを言いたくて」(メトロ紙より)メールを送ったという。

それに対してホービス社も「彼女が無傷で済んで、私たちも嬉しい」(サン紙より)とコメント。この話題は多くの英メディアが伝えており、ホービス社にとっては格好の宣伝になったことから、メーカーとしても二重の意味で喜んでいるようだ。

ちなみに、彼女の命を救った食パンは事故後に23歳の息子アランさんが現場から持ち帰り、早速トースターへ。彼女はそれを口にして「事故の悪夢もろとも焼いて食べられたから良かった」と喜んだという。命の恩人(?)と化したホービス社の食パンを今後もずっと食べ続けるであろうダグラスさん。これからは特別な感情を持ってパンを口にしていくに違いない。

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