“犬のフン放置”に鉄槌下す男、社会の不正に立ち向かうスーパーヒーロー。

2011/10/08 14:09 Written by Narinari.com編集部

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世の中を見渡せば、あちらこちらで周囲の迷惑を考えない非常識な問題行動をしている大人も少なくない。「みんなやってる」と言い訳して正当化しようとする様はあまりにみっともないが、目の当たりにしても誰も注意できない現実が、そうした人を助長させているのもまた事実だろう。そんな現状に業を煮やし、自分がスーパーヒーローとなって社会の不正を正そうと立ち上がった男がチェコに現れた。

クロアチアニュースサイトのクロアチアン・タイムスによると、このヒーローは自らを「スーパーバツラフ」と呼ぶチェコの男性。彼が暮らす首都プラハは、残念ながら「ヨーロッパにおける犬のフンの中心地」と彼が形容するほど、公共の場でもフンを片付けない飼い主が多く見られるという。ほかにも、周囲への配慮もなく喫煙する人などを見かけては嫌な気持ちになっていた男性は自ら立ち上がり、こうした人たちへ警告していこうと決意した。

ネットには「スーパーバツラフ」公式サイトも用意。真っ赤な衣装にマントをひるがえし、ヘルメットを被った格好は確かにスーパーヒーローそのものだ。ただ、ヘルメットに記された手書きのような名前の字体や、顔の上半分を隠すマスクなどが多少安っぽさを感じさせてもいるが、それでも彼は「社会の“無関心”と“偽善”に対して行動を起こすことにした」と高らかに宣言。「周りで起きる不正を座って見ているだけの状況に、私はもう飽き飽きだ」と、スーパーヒーロー“変身”の理由を語っている。

そんなスーパーバツラフが早速不正に立ち向かっていった様子が、9月30日付でYouTubeに公開された。動画(http://www.youtube.com/watch?v=239FfY8Lyi4)が撮影されたのは、緑溢れる公園の中を通る遊歩道と思しき場所。飼い犬を連れて散歩している1人の男性に目を付けた彼は、男性の犬がフンをしたにも関わらず、そのまま立ち去ろうとするのを目撃した。一部始終を目の当たりにして、男性に鉄槌を下そうと近付いていく。

すると、スーパーバツラフは手袋もしていないのに放置されたフンを手で掴み、「フンを持って行きなさい!」と言いながら白い服を着た飼い主の背中にベチャと塗りつけた。突然の襲撃に驚いて後ずさりする飼い主に向かい、彼はさらに残りのフンを投げつける。見事にルールを守らない飼い主に制裁を加えた彼だったが、1歩2歩と今度は彼のほうが後ずさりを始めると、飼い主との形勢は逆転。危険を察知し逃げ出したスーパーバツラフに、飼い主が投げられたフンを拾って犬と共に追いかけ始めた。

この後、彼の頭に付けられたカメラからの映像には、近くまで迫ってきた飼い主の姿が映し出され、無事に逃げ切れたのかどうかは定かではない。このスーパーヒーローの姿に、映像を見たユーザーの中には「彼が持つ唯一のすごさは、かなり早く走れることみたいだ」と感心する人も。しかし、こうした行動が「私の任務だ」と言ってはばからないスーパーバツラフには今後もルールを守らない人たちへの注意を頑張って続けてもらいたいが、大きな危険に巻き込まれないように、やり方だけは気を付けて欲しいものだ。

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