ビルの窓越しに付箋アート対決、フランスの会社間で“戦い”広がる。

2011/08/11 12:26 Written by Narinari.com編集部

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フランスの会社間で、窓を利用した“アートの戦い”が繰り広げられている。付箋(ポストイット)でビデオゲームやポップカルチャーに関係したありとあらゆるモチーフ(絵柄)を会社の窓に再現し、創意工夫を競っているのだ。

仏紙パリジャンによると、この“戦い”はユービーアイソフト(フランスに本社を置くコンピュータゲームの開発・販売会社)でディレクターを務めるエミリーさんのふとした思いつきから始まった。

「私は隣のビルで働く人たちが銀行員で、非常に真面目な人たちだと気が付いたんです。休憩時間に彼らがどういった反応を示すか考えながら、窓にラビッツ・パーティ(同社ゲームのうさぎのキャラクター。参照:http://www.ubisoft.co.jp/rabbidsparty/)を描いてみました。そうしたら、最初の作品からすぐにBNPパリバ(ユーロ圏最大規模の金融グループ)の人たちは同じうさぎで答えてきてくれたんです! 正直言って、何か反応が来るなんて思っていませんでした」と、面識もない隣のビルの人たちからリアクションが来たことに驚いたそうだ。

これをきっかけに同僚たちもやる気満々となり、この“戦い”に加わるようになった。休み時間はもちろん、勤務時間外にも仕事とほぼ同様な取り組み方で、ある者はパソコンを使って設計図を綿密に練り、またある者はポストイットを窓に貼り付けるといった作業を延々と行っているといった具合だ。ちなみに、現在はさらなる作品の制作のため、ポストイットを追加発注しているという。

ユービーアイソフトから始まったこの“戦い”は、いまやパリだけでなく、リヨンなどのほかの街でも活発化するほど、ちょっとした現象になっている。世界2位の売上高を誇る電気ガス会社のGDFスエズ社や、コカ・コーラ、報道機関のフランス24、フランス世論研究所といった錚々たる会社も参戦。パックマンやマリオ、ソニック、シンプソンズのキャラクターなどが確認できたそうだ。

仏メディアBFMTV.comは「南フランスからロンドン、ニューヨークまでこの波が押し寄せるに違いない」と、この現象の海を越えた広がりを予測しているが、果たして。



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