曲を聞くだけでピアノが弾ける19歳、講師は「弁護士より音楽の道に」。

2011/05/19 18:56 Written by Narinari.com編集部

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ふとした思い付きで2年前からピアノを弾き始めた19歳の男性が、いま、英国で注目を集めている。彼は現在、弁護士の目標に向かって法律を勉強している学生なのだが、楽譜を一切読まなくても耳で聞いた音を頼りにクラシックの名曲も弾きこなしてしまう才能を持っており、ピアノの講師は「弁護士はやめてピアノの道に進むべき」と勧めているそうだ。

英紙デイリー・テレグラフによると、この男性は英南西部セントオステルで暮らす19歳のサミュエル・オズモンドくん。彼が自分の才能に気付くきっかけは2年前のことだった。音楽好きの母親の影響もあって「音楽を聞いて育った」と話すオズモンドくんは、6年間ギターの腕を磨き続け、音を奏でる魅力を楽しんでいたそう。そして2年前のある日、彼は突然ピアノに興味を持ち始め、実際に挑戦してみることにした。

ギターの経験はあったにしても、ピアノの経験は全くなかったオズモンドくん。にも関わらず、彼は昂ぶる気持ちを抑えられないかのように、楽譜も読めない状態ながら自力でピアノの練習を始めた。しかも、最初にチャレンジしたのはベートーベンの名曲「月光」。ゆったりとしたテンポとはいえ、全くの初心者なら普通は左手と右手の指を別々に動かすこともままならず、また、鍵盤の音を探すだけでも大変な作業だろう。

しかし、彼にはそんなハードルを乗り越えるのに役立つ、大きな才能があった。それは、音を聞くと正確に頭の中に記憶できるというもの。その才能は地元の大学で40年間音楽を教え、現在、彼にピアノを教えているセシル・デュヴァルさんも「彼は驚異的。こんな能力は今まで見たことがない」と絶賛するほどだという。

その後もピアノの腕を順調に磨いているオズモンドくんは、最近はショパンの曲に挑み、先日は観客を前に演奏する経験もした。そんな優秀な生徒を、デュヴァルさんは今後もずっとそばで見守りたいようで、オズモンドくんには弁護士の夢を諦め、「音楽大学に進みなさい」とプッシュを続けているそうだ。

なお、彼の演奏が収められた動画はYouTubeに投稿されている(http://www.youtube.com/user/thesamuraisamuel)ので、気になる人はぜひその才能を目と耳で味わってみてはいかがだろうか。

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