信号への悪戯に警察カンカン、歩行者用の青信号デザインを勝手に変更。

2011/04/19 20:18 Written by Narinari.com編集部

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街に出れば、いたる所に設置されている信号機。その信号機のひとつが、いつの間にかデザイン変更されるという事態がオランダで発生した。歩行者用の青信号ランプのデザインが、まるで愛を楽しむ2人を思わせるものに代わり、それに気が付いて困惑する人やボタンを押し続けて見ようとする人が続出。交通が混乱状態に陥ったと警察はカンカンのようだ。

このおかしな信号が現れたのは、ドイツとの国境に近いオランダの街ナイメーヘン。オランダのラジオ局「Radio Netherlands Worldwide」が配信している動画(※YouTubeでは「Groen licht voor seks in Nijmegen 」http://youtu.be/qewWW-mSua0)によると、今回問題になっているのは、住宅地の中を通る道の交差点に置かれた1台の歩行者用信号だ。それは、歩行者がボタンを押すと青に変わるタイプの信号で、通常は“止まれ”を示すデザインの赤信号が点灯。しかしボタンを押して下の青信号が点灯すると、そこに映し出されたのは歩行している人のデザインではなく、直視するのも恥ずかしいような“愛し合う2人”の姿が現れる。

「Radio Netherlands Worldwide」のインタビューに答えた人たちは「誰もが思い浮かべる信号じゃないよね」「面白い」「僕にはこんなアイデア浮かばないけど、やった人はヒーローだね」と、このデザインを楽しんでいる――特に男性は喜んでいるようだ。

一方で、女性の受け止め方はさまざま。ある女性は「本当に嫌だわ」ときっぱりと言い放ち、デザインを変えた犯人が「ほかの信号でもやるんじゃないかしら」と不安ものぞかせる。また、やや年配の女性はインタビューを受けるまで信号をよく見ていなかったらしく、ボタンを押して「愛し合う2人に見えないですか」と聞かれて初めて気が付いたようで、大爆笑してみせた。

地元の警察によると、信号のデザインはシステムに侵入したハッカーによって書き換えられたとみられ、現在はアクセス記録などを解析して犯人の捜査を行っているという。この信号の登場で、“愛し合う2人”を見ようとボタンを押し続ける通行人も続出し、そのたびに「車の流れを止められた」とドライバーから警察に苦情が殺到したそうだ。

ニュースサイトのオーストリアン・タイムスでは、交通課長はこの犯行に「赤い顔をした」と伝えており、かなりご立腹のよう。とはいえ普段はあまりデザインまではよく見られていない信号に、しばらくはしっかりと視線を向ける市民も少なくないのかもしれない。

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