てくてく歩く“機内ペンギン”、旅客機の通路に現れた珍客に喜ぶ。

2011/03/26 13:51 Written by Narinari.com編集部

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先日、米国内を飛行する旅客機の中で、一風変わった光景が撮影された。狭い通路の向こうからてくてくと歩いてきたのは、動物園や水族館以外ではあまりお目にかかる機会のないペンギンだ。その様子を収めた動画はYouTubeに投稿され、人気を集めている。

この動画は3月13日付で投稿された「Penguins on a Plane (original)」(http://www.youtube.com/watch?v=DoHcO5GqsLk)。動画や投稿者の説明などによると、3月12日にサンフランシスコ発サンディエゴ行きのサウスウエスト航空583便の機内で撮影されたものだという。カリフォルニア州南端の街に向かう90分の空の旅は決して長い時間とは言えないが、この旅客機の乗客たちはその限られた時間の中で貴重な体験ができたようだ。

動画は通路側の座席から撮影。通路の先へカメラを向けていると、何やら周囲に座る大人の乗客たちが携帯電話のカメラを構え、同じ方向を気にしている様子だ。するとそこへ、機内では本来目にするはずのない本物のペンギンが登場。ペンギンは座席の下を気にする素振りなどを見せてフラフラと寄り道を重ねながらも、1歩1歩しっかりとした足取りでカメラへと近づいてくる。

機内は大きな歓声もなく落ち着いた雰囲気に映っているが、よくよく見ているとペンギンを目の当たりにした乗客たちは内心喜んでいたようだ。ペンギンの間近で写真を撮影し、その写真を見て嬉しそうな男性の姿や、笑い声も聞こえてくる。そしてペンギンが撮影者の横を通り過ぎ、さらに機内を進んでいくと、今度は男の子と思しき子どもが喜んでいる声も。州内を移動するだけの短いフライトのはずが、思わぬ珍客の登場で乗客たちもさぞ思い出に残る空の旅となったに違いない。

投稿者の説明や英紙デイリー・メールによると、このペンギンはサンディエゴにある水族館「シーワールド」で飼育されているマゼランペンギンのピートくん。3月10日から13日までサンフランシスコで開かれた科学会議に職員と共に出席したピートくんはこの日、583便を使って水族館へ戻る途中だったそうだ。

そこで職員が彼に運動をさせたいと客室乗務員に相談し、「特別に免除」(デイリー・メール紙より)してもらうことで、ピートくんの“通路散歩”が実現した。彼の散歩に合わせて、職員が機内マイクでペンギンの生態についての説明も行い、可愛い姿を間近に見ながら理解を深めた乗客の多くが、ペンギンをさらに好きになったことだろう。

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