「金くれ」動画で100万ドル獲得? YouTubeで無謀な要求した男性が成功報告。

2011/01/21 12:16 Written by Narinari.com編集部

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多くの人にとって、お金は労働の対価として得る血と汗と涙の結晶。そう簡単に稼ぐことができないからこそ、たとえイヤだと思っていても頑張って働くのであって、普通の市民がすぐに大金が手にできるほど世の中は甘くない。ところが米国の27歳の男性は、ちょっとした作業だけで100万ドル(約8,300万円)を手に入れてしまった主張し、これが話題を呼んでいる。男性が行った作業は、大金持ちの有名人に向けて「誰か私に100万ドルをください」とお願いした動画を作り、YouTubeに投稿しただけ。すると先日、富豪の男性から提供の意思を示す連絡が入ったそうで、今度は成功報告の動画を公開している。

米紙ニューヨーク・デイリーニュースなどによると、この男性はニューヨークで作家兼コメディアンとして活動しているという、27歳のクレイグ・ローウィンさん。毎週劇場での公演に出演する日々を送っている彼が、一風変わった動画を投稿したのは今から2か月前だった。昨年11月21日付でYouTubeに「Please Give Me One Million Dollars」(http://www.youtube.com/watch?v=46Wqp1r_F0I)という動画を投稿。その中で彼は、各界で活躍している米国の有名人の名前を列挙し、誰でも良いから自分に100万ドルをくれと、堂々と訴えた。

しかも彼がこれほどの大金を欲しがった理由は「すごいことになると思ったから」。何か経済的な事情に迫られてというわけではなく、大きな何かを起こしてみたいという単純な欲求だったようだ。ともあれ、彼は動画の中でレディー・ガガや、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏、さらには「もしお金持ちになっていなかったらごめんなさい」と言いながらチリの鉱山落盤事故で救出された炭鉱夫らなども挙げ、思いつくままに有名人に向かって100万ドルを要求した。

この動画を11月25日に米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルが取り上げるなど、米メディアからいくらか注目は集めたようだが、1か月が経過しても彼にお金を渡す人は現れなかった。そこで、彼は12月19日付で「Still Please Give Me One Million Dollars」(http://www.youtube.com/watch?v=WOUZnRdmNxY)なる動画をYouTubeに再投稿。今度はナイキやアップルといった大企業の名前を並べ、再び100万ドルを渡して欲しいと懇願した。

そして、それからさらに1か月。彼は今年1月16日付で投稿した動画のタイトルを「Please Give Me One Million Dollars - Success!」(http://www.youtube.com/watch?v=ipJPSIF395Q)として、訴えが実ったと報告している。

動画ではそれまでのカジュアルな服装から一変、スーツに蝶ネクタイ、テーブルにシャンパンを置いて現れ、ベンジャミンと名乗る男性からの電話メッセージを流した。その男性は「君をミリオネアにする方法を話し合いたい」と語り、ローウィンさんはこれが嘘ではない証拠として、男性の弁護士が作成した「100万ドル譲渡を確約する公的な書類」だという紙を封筒から出して見せている。

お金は2月2日の定期公演時に受け取り、ベンジャミンさんの名字も公開するそうで、ローウィンさんの公式ブログではしっかりその日のチケットの宣伝も。本当に100万ドルもの大金を手に出来たのか、米国のネットでは自作自演を疑う声も挙がってはいるが、この一件で「地方紙からカナダのメディアまで」(米放送局ABCより)インタビューの依頼が舞い込んでいるという彼は、別の成功も収めたのかもしれない。

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