人形使いスイートなプロポーズ、動画にまとめ映画館上映に恋人も感涙。

2010/12/23 12:19 Written by Narinari.com編集部

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恋人を喜ばせようと、細かな演出や趣向を凝らしたプロポーズをする男性の話はしばしば聞かれる。最近ではその様子をネットで公開し、世界中の人を感動させるというパターンも少なくないが、とかくシャイと言われる日本人に比べ、外国の男性の行動は実にマメだ。米国のある男性は、10年間交際を続けてきた女性にプロポーズをするべく、自らの技術を活かして人形を使った動画を制作し、プロポーズを大成功させた。そして友人らの要望もあって動画をYouTubeに投稿すると、さらに閲覧した多くのユーザーから「とてもスイート」と評判を呼んでいる。

これは12月12日付でYouTubeに投稿された「The Proposal」(http://www.youtube.com/watch?v=GoRsqEi47Ic)という3分ほどの動画。米地方紙ナシュア・テレグラフによると、制作したのはニューハンプシャー州ナシュアで暮らす35歳の映像技術者シド・シーザーさんだ。彼には芸術学校で出会ってから10年間交際を続けてきた33歳のサラ・プリンダーヴィラさんという彼女がいる。そして最近「時期が来た」とプロポーズのタイミングを悟ったシーザーさんは、映像の専門家としての腕を活用して1本のプロポーズ動画を作ろうと決意した。

撮影にあたって用意したのは、ニューヨークの玩具メーカーに注文して作ってもらった2体の人形。口ひげを生やし、ハンチング帽をかぶった人形は彼そのもので、同様に眼鏡をかけて肩先まで髪を伸ばした人形は彼女そのものだ。この人形を使い、シーザーさんはこれまでの2人の日々をショートフィルムで再現。ゆったりと雰囲気のある女性ヴォーカルの曲をBGMに入れ、プロポーズ動画を完成させる。

しかし、シーザーさんの演出はそれだけでは終わらない。彼はこのショートフィルムを見せるためだけに、12月12日に友人らと共に彼女を映画に誘っていた。その映画館に予め計画を話して協力を依頼すると、関係者はこれを快諾。映画館側も彼女に気付かれないように、わざわざ関係のない映画を上映するように装って準備したという。いざ本番、映画が始まると思い込む彼女の前で、彼のプロポーズ動画は映画の予告編の1つに紛れる形で上映された。

架空の会社名のクレジットを入れるなど、知らない人なら完全に騙されるほど上手に作られた予告風のショートフィルムは、椅子に座った彼女の人形が本を読むシーンから始まる。肘掛けに置かれたマグカップは実際にプリンダーヴィラさんが普段使っている物で、最初は自分の物とは理解していなかったという彼女も、次第に「何か起こる気がした」そうだ。そして、彼の人形がテレビゲームをしているシーンが2人のアパートの部屋だと気が付き、これで彼女も自分たちのストーリーだと理解したらしい。

公園デートのシーンなどが流れ、最後には婚約指輪を手にした彼の人形が、彼女の人形へプロポーズをしてショートフィルムは終了。彼女の名前と共に「WILL YOU MARRY ME?」と画面に表示されると館内に明かりが灯り、今度はシーザーさん本人が彼女にプロポーズを決行した。2人の周りには、いつの間にかその場に来ていた家族や友人ら数十人も囲むように座っており、プリンダーヴィラさんが涙を流しながら快諾すると、皆で彼のプロポーズ成功を喜んだという。

ところが話はこれだけで終わらなかった。肝心の喜びのシーンを目の当たりにできなかった友人に頼まれ、シーザーさんはこのプロポーズ動画をYouTubeに投稿。コメント欄には多くの人から「とてもスイート」「泣ける」などの声が寄せられており、心温まる動画として見ず知らずの人たちにも感動を与えているようだ。

「結婚式は来年の秋くらいに」(英紙デイリー・メール)とまだ先のようだが、感動的なプロポーズで結ばれる2人なら、きっと素晴らしい家庭を築いていくに違いない。

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