羊52頭が崖から次々と“自殺”、トルコでは過去に1,500頭が飛んだ事例も。

2010/11/18 13:01 Written by Narinari.com編集部

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約50頭の羊が次々と崖から“飛び降り自殺”した――。先日トルコでそんな不可解な出来事があり、飼い主の男性は「財産が跡形もなく消えた」と落胆。地元メディアも衝撃をもってこの一件を伝えている。しかし、同国では以前にも、1,500頭の羊が崖から飛び降りた例があるそうだ。

トルコ紙ラジカルによると、この一件が起きたのはトルコ東部にあるエルジンジャン近くの山地。150頭の放牧を終えた夜、飼い主の男性の息子が羊を引き連れて村へ帰ろうとしていたときに、突然この中の52頭が高さ150メートルの崖から飛び出し、落下したという。息子の話を聞いた男性が現場に駆け付けると、落下した羊はすべて絶命していたそうだ。

男性の話によると、放牧は毎日高い場所で行っており、なぜこの日に限って崖から飛び降りたのかは全くの謎。状況的には「1匹の羊が突然崖から飛び出すと、残りの群れが続いていった」そうで、男性は「非常に残念」(ラジカル紙より)と落ち込んでいる。ただ、トルコ国内で起きた原因不明の羊の“集団自殺”は、今回が初めてではない。2005年には、1,500頭もの羊の群れが崖から飛び降りた例もあった。

英放送局BBCの当時の報道によると、この事件はトルコ東部ヴァン県の村で発生。この村の村民たちが飼っていた1,500頭の羊が、高さ15メートルの崖を歩いていた際に、突如1匹の羊が崖から飛び降りると、残りの羊たちが一斉に崖から落ちたという。これにより、最初のほうに飛んだ400頭が死に、後に続いた1,100頭は先に落下した羊がクッションとなり、助かったそうだ。

このときも様子を見ていた飼い主は羊が飛んだ原因が分からず、「怖かった」と地元紙に語ったと伝えられている。今回、トルコでまたも悲劇が起きた形だが、原因が分からなくては飼い主にとっても打つ手はない。貴重な財産として飼われているだけに、羊の突発的な行動を防ぐヒントが見つからないか、少しでも原因の究明に期待したいところだ。

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