1928年の映像にケータイ映る? チャップリンDVDの奇妙な人物が話題に。

2010/10/27 14:16 Written by Narinari.com編集部

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世界の喜劇王として、世界中にその名を轟かせたチャールズ・チャップリン。数々の名作・傑作を世に送り出し、そこに込められた強烈なメッセージやたっぷりのユーモアは、今なお多くの映画ファンを魅了している。そんなチャップリンの作品を収録したDVDに、時代にそぐわない奇妙な人物が映っているのをアイルランドの映画製作者が発見した。これを検証する動画がYouTubeで公開され、欧米で話題を呼んでいるようだ。

この発見をしたのは、アイルランドで映画を製作しているというジョージ・クラークさん。彼が違和感を覚えたと主張するのは、1928年に発表された作品「サーカス」のDVD特典で、当時、米国で行われたプレミア上映の風景映像に出てくる女性らしき人物の行動だ。それについてクラークさん自身が解説する動画が、YouTubeに「Chaplins Time Traveler」(http://www.youtube.com/watch?v=Y6a4T2tJaSU)のタイトルで投稿されている。

問題のシーン(※2分42秒あたりから)には、映画が上映された劇場に多くの観客が押し寄せている様子が映し出されている。そして、会場に向かっていると思われる通行人の中に、スカートにコートを羽織った女性らしき人物が現れるのだが、クラークさんはこの人物の動きに違和感を覚えたそうだ。  

人物をよく見ると、左手に何かを持ち、耳の近くに当てながら歩いていることが分かる。さらにスローやアップで繰り返し再生される映像を見ると、この人物の口が動いており、クラークさんは携帯電話で話をしているような印象を受けた……というわけだ。

当然ながら、1928年当時に携帯電話があるはずはない。この発見をして以降、クラークさんは100人以上の人に見解を求め、映画祭でこのシーンを紹介したこともあるそうだが、誰も明快な説明はできなかったという。そして、1年以上にわたって彼が考え抜き、導き出したのは「携帯電話を持ったタイムトラベラー」との結論だった。

自身も「『なんてバカな奴だ』との声が聞こえてくるよう」とは思っているものの、それでもなお動画の公開に踏み切った彼の提示に対し、YouTubeのコメント欄ではその真相を巡って多くの意見が寄せられている。また、欧米のニュースメディアでも取り上げられ、各ニュースサイトのコメント欄でも大いに盛り上がりを見せているようだ。

残念ながらクラークさんの「タイムトラベラー説」を信じている人は少ないようだが、女性が何をしているのかには、皆一様に興味を示している様子。百歩、いや、千歩譲って携帯電話を持ったタイムトラベラーだとしても、当時の米国に実用レベルの携帯電話の電波が存在しないため、今のところラジオや補聴器を使用していると見る人が大勢を占めている状況だ。果たして自分の目にはどう見えるか、皆さんもこの動画をぜひご覧になっていただきたい。

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