俳優の黒田勇樹が引退していた、フリーターをしながらネットでも活動。

2010/10/05 05:54 Written by Narinari.com編集部

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1994年の「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」(TBS系)や1997年の「ひとつ屋根の下2」(フジテレビ系)など、数々の人気ドラマに出演し、中性的な容姿を持つ個性派俳優として活躍した黒田勇樹が芸能界を引退していたことがわかった。現在発売中の「週刊女性」が伝えている。

同誌によると、2007年12月に出演予定だった舞台を体調不良で本番3日前にドタキャンしたことで、所属事務所から1年間の謹慎処分を課せられ芸能活動を休止。2009年には謹慎が解けたものの、話し合いの上、今年4月末に芸能界を去ることになったという。現在は引っ越しのアルバイトをしながら生計を立てているそうだ。

ただ、芸能活動からは引退したものの、Twitterは頻繁に更新しており(@yuukikuroda)、ファンとの交流は続けている。そこでは「週末は肉体労働、平日はオフィスワーク。週6〜7で社会勉強と称してバイトしてるよん」(8月15日)、「声を大にして言う 僕は今、ただの元俳優でちょっと愉快なフリーターお兄さんです!!!」(9月25日)と、自らアルバイト生活であることを告白。また、その傍らで自作のイラストをイラストコミュニケーションサイト「pixiv」に投稿したり、自主制作のアニメ「ウルフくんとうさぎさん」を紹介したりと、俳優時代のイメージとは大きく異なる活動で多才ぶりを発揮している。

ちなみに、このアニメ「ウルフくんとうさぎさん」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm10300442)は、いろいろな意味でインパクトの大きな作品。監督、企画、原作、脚本、美術、作画、編集、キャラクターの声(4役)などを黒田勇樹が務め、さらにはエンディングテーマ「ウルフくんドントクライ」の作詞、作曲、編曲、歌と、要はすべてを1人でこなしている。ストーリーは仲良しのウルフ君とうさぎさんが月夜に浜辺で語らっていたところ、流れ星が地上に落下。2人で星を拾い村に戻ると……そこから超展開を迎えるという、結末が全く予想できない内容だ。

このアニメはもともと動画共有サイトのzoomeに投稿されたものだが、ニコニコ動画に転載され、一部で話題を呼んでいた。その反響を受け、今度は7月に約5分の自主制作ラジオ番組「俺ラジオ」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm11486045)を公開。冒頭、いきなり「YUKI(ワイユーケーアイ)のミッドナイト おっぱい大好き どうも、『ウルフくんとうさぎさん』の監督、ORE(オーアールイー)、俺こと、YUKIです」から始まり、「ウルフくんとうさぎさん」の続編制作の時期や、誕生日にもらったアニメ制作ソフトの練習がてら「桃太郎(ピーチファットメン)」の制作に取りかかることなどを明かしている。全体の構成はフリートーク、曲、コーナーで、わずか5分ながら現在の“黒田勇樹ワールド”が全開の番組だ。

Twitterでは「やりたいことを見失っているわけですよ、今、ボクは 今が俳優黒田勇樹としての長い夏休みなのか、静かな卒業式なのかも整理できてないわけです」(8月31日)ともツイートしており、将来の展望はまだ見えていないという。しかし、一連のネットでの活動は、俳優時代には多くの人が知ることのなかった一面を引き出し、新たな可能性も感じさせる。今後、もし表現の道に進むのであれば、その活動に注目しておきたいところだ。

黒田勇樹は1982年生まれの28歳。芸能活動は1歳から始め、1988年のNHK大河ドラマ「武田信玄」で俳優デビューを飾った。その後は舞台やドラマ、CMなどで活躍。映画「学校III」(1998年/山田洋次監督)では数々の賞を受賞したほか、「さくや妖怪伝」(2000年)や「劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE」(2004年)などにも出演した。

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