転職活動者の41%が1年以上活動、求職者には依然として辛い現実。

2010/06/10 13:42 Written by Narinari.com編集部

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長く冷え込んでいた景気も徐々に持ち直してきたとの報道を目にするようになり、明るい先行きも見え始めてきた昨今。それに伴い「企業の採用意欲も高まるのでは」と期待する声は多いが、実際に転職活動をしている人は、この状況の中でどのような実感を抱いているのだろうか。求人サイト「ジョブナス」(http://jobnus.jp)は、現在転職活動中の20〜40代の男女425人を対象に「転職に関する意識調査」を実施した。

この調査は5月24日〜27日に行われたもの。まず、「転職活動を開始したのはいつですか」とたずねたところ、「2008年以前」(27.4%)と「2009年1月〜5月」(13.6%)を合わせた41.0%の人が、1年以上にわたって転職活動をしていることがわかった。転職活動は長期化の傾向にあることがうかがえる。

次に“景気が上向き”との言葉がメディアに踊り始めたことを踏まえ、「企業の採用意欲が、ここ1、2か月高まっているという実感はありますか」とたずねたところ、「変化はない」は57.6%、「やや低くなったと感じる」は11.8%、「かなり低くなったと感じる」は19.1%に。約9割(88.5%)の人はまだその実感を得られてはいないようだ。

また、同様に数か月転職活動を行っていて、この1〜2か月で「自分にあう求人が増えたと感じますか」「書類選考が通りやすくなったと感じますか」「面接の手応えを感じることは増えましたか」との質問でも、いずれも約9割が厳しいと回答。実際に転職活動者が“景気が上向き”の実感が得られるまでには、まだしばらく時間がかかるのかもしれない。

さらに「転職を考えた理由(転職の動機)は何ですか」とたずねたところ、男性は「収入アップのため」(41.9%)、「キャリアアップのため」(28.2%)、「現職(前職)の仕事内容や評価に不満があるから」(27.5%)の順。一方の女性はトップの「収入アップのため」(27.6%)は男性と同じ結果だったものの、僅差で「現職(前職)の環境が悪いから(サービス残業・福利厚生など)」(26.1%)、「現職(前職)の仕事内容や評価に不満があるから」(20.9%)が続き、男性に比べて職場環境への不満から転職を考える傾向が強く現れている。

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