クラシック音楽を「聴いてみたい」は42.3%、HMVが意識調査を実施。

2010/04/25 13:28 Written by Narinari.com編集部

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映画やテレビをはじめ、各種式典、飲食店のBGMなどなど、日常生活の中で耳にする機会が多いクラシック音楽。しかし、漠然と知っている曲は多くとも、その世界を深く知り、自分の意志で聴くには敷居が高いと感じる人も少なくない。HMVはそうしたクラシック音楽がどのように捉えられ、どのようなイメージを抱かれているのかなどを探るべく、「クラシック音楽に関する意識調査」(http://www.hmv.co.jp/news/article/1004200045/)を実施した。   

この調査はHMVユーザーの男女2,621人に対して行われたもの。同社はかねてからクラシック音楽に力を入れており、「HMV ONLINE」でも多くのユーザーに支持されていることが今回の意識調査を行った背景にあるという。そこで調査は普段クラシック音楽を購入しないユーザー(ノンクラシックユーザー)と、クラシック音楽を購入しているユーザー(クラシックユーザー)の双方に行った。

まず、ノンクラシックユーザーに「普段聴いている音楽以外に聴いてみたいジャンル」をたずねたところ、1位はジャズ、2位はクラシックとなり、専門性の高い音楽に回答が集中。また、クラシックに関してそのイメージをたずねると、「癒し」(28.4%)が圧倒的な大差で1位となった。以下、は「知的」(18.2%)、「高尚」(11.2%)とポジティブイメージが続き、「堅苦しい」(5.6%)や「眠い」(4.3%)などのネガティブイメージはすべて下位となっている。

ちなみに、ノンクラシックユーザーの中でもクラシック音楽を「すでに聴いている」という人は27.9%に。「いつかは聴いてみたい」(13.0%)、「聴いてみたいが、何から始めて良いのかわからない」(12.1%)など、「聴いてみたい」に関連する回答は計42.3%にも及んでいる。一方で「聴きたいと思わない」はわずか6.5%に留まった。

次にクラシックユーザーを対象に「クラシックに興味を持ったきっかけ」をたずねると、「家族の影響」(19.9%)がトップ。僅差で「楽器を習って」(19.0%)が続き、幼少の頃からの経験がきっかけになっている人も多いようだ。ただ、「クラシック好きな人を好きになって」「ロックに飽きて」「映画アマデウスを観て」「新世紀ヱヴァンゲリヲンを観て」「ドラゴンクエストのBGMを聴いて」など、身近なきっかけを挙げた人もいる。

また、双方のユーザーにCD所持枚数をたずねたところ、、ノンクラシックユーザーは「200〜500枚」(24.1%)が最も多く、最高枚数は5,000枚だった。一方、クラシックユーザーは「1,000枚以上」(33.4%)が最多で、最高枚数は30,000枚と、全体的に所持枚数が多い傾向が現れている。

そこでクラシックユーザーに「クラシック好きが高じてしてしまった失敗」をたずねたところ、「CDを買いすぎてしまう」が圧倒的な結果に。それだけでなく「同じCDを何度も買ってしまった」というエピソードも続出した。

さらにクラシックユーザーに「クラシックを聴いて何か良いことがありましたか」とたずねると、「感性が豊かになった」「趣味が持てた」「リラックスできるようになった」が僅差でトップ3に。それ以外にも「ストレスがたまらなくなった」「寝つきが良くなった」などが挙がり、心身の健康に効果を感じる声が目立った。

こうした結果を受け、HMVのクラシック担当者は「クラシックの最大の特徴は『記憶』の『蓄積』によって『感動』がどんどん深まっていくということ。コアなファンのCDコレクションへの情熱もその蓄積→感動を追い求めてのこと」とその魅力を説明。そして昨今話題となっていた「のだめカンタービレ」や人気のフィギュアスケートによってクラシック音楽の認知度が上昇していることも、「繰り返し耳に入る美しい音楽の蓄積がもたらした現象という点で基軸は同じ」としている。

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