スキンヘッドでど派手なアート、薄毛に悩む男性が見つけた個性的な表現。

2010/03/23 14:00 Written by Narinari.com編集部

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頭髪が薄くなるのは男性にとってシビアな問題だが、最近はスキンヘッドにする芸能人やスポーツ選手が増えたこともあり、いくらかイメージアップした感もある。それでも生え際が後退を始めたり、後頭部が薄くなっていることに気が付けば、やはりがっくりと肩を落とす人も多いだろう。自然の成り行きに任せるか、カツラや増毛、植毛などで抵抗を試みるか、実に悩ましい問題だ。

まだ28歳ながら、そうした頭髪の問題に直面したある英国の男性は、むしろ前向きにアピールする作戦を計画。スキンヘッドにした頭をキャンパスに見立て、友人のアーティストにさまざまな絵を描いてもらうことで、薄毛という悩みを捨て去った。

この男性は、ロンドン在住のフィリップ・レヴィンさん。彼の作品を紹介する公式サイト「Phil Says Head Designs」(http://www.philsays.com/press/)によると、彼が生え際の後退に気が付いたのは4年前で、当初はただ頭髪を剃ることやカツラを付けることに抵抗を感じたという。そして、これまでとは違う見せ方ができないかと考えた末に、自分の頭をキャンパスとして利用する方法を思いついた。そこで友人でプロアーティストのカット・シンクレアさんに連絡を取り、「頭に絵を描いて欲しい」と要請。彼のパフォーマンスが始まった。

「頭髪を剃りたかったんだけど、Tシャツやジーンズと同じように“典型的な”姿に見られたくなかったんだ」(英情報サイトAsylumより)と話すレヴィンさん。頭をキャンパスにするというアイデアが、“他人とは違う自分の個性”として表現できている結果には「とても感動している」という。シンクレアさんは、これまで彼の頭に数十の作品を描き上げているが、表現はペイントだけにとどまらず、何かモノを利用するなど、さまざまな試みが行われている。

公式サイトにはこれまでの作品が写真で紹介されており、トップを飾っているのは「彼のお気に入り」でもある、1,000個のスワロフスキーを頭に貼りつけたもの。作品は約1週間おきに更新され、画鋲や花をあしらったり、スマイルマークやベティちゃんのイラストを施したりと、その作品のバリエーションは多岐にわたっている。

中には、シンクレアさんが「葛飾北斎に敬意を抱いている」(公式サイトより)とあって、富嶽三十六景風の波を描いた作品も。時にはクールに決め、また、時にはコミカルな表情をしているレヴィンさんは、この表現方法を楽しんでいるようだ。

これまでに日本を含め、英国内外のメディアからたびたび注目されてきたというレヴィンさん。このアイデアを始めて以降、病気など自分の意思とは関係なく髪の悩みを抱える人たちから、「何かをしてみようという気にさせてくれる」(Asylumより)といったメッセージを受け取るようになったそうだ。彼は一連の活動が「明るい影響を与えた」ことを喜ぶとともに、「弱さとして見られる部分を、強さに変えて欲しい」と、エールを送っている。

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