“幽霊入り小瓶”は18万円で落札、締め切り前には激しい競り合い。

2010/03/10 12:51 Written by Narinari.com編集部

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先日、ニュージーランドの競売サイト「trade me」(http://www.trademe.co.nz/)に出品され、話題を呼んだ“幽霊を封じ込めた小瓶”。出品者には膨大な数の質問やコメントが寄せられ、価格もみるみる上昇するなど大きな反響があったようだが、現地時間3月8日にオークションは終了し、最終的には2,830ニュージーランド・ドル(約18万円)で落札となった。    

この小瓶を「TWO CAPTURED GHOSTS」の商品名で出品した女性は、昨年まで家で起きる怪奇現象に悩み、降霊術に詳しい教会に相談。エクソシスト(悪魔払い)を紹介してもらった。近所の人との会話や自身の記憶から、女性は怪奇現象を起こしているのは“以前その家に住んでいた男性の霊”と、“ウィジャボード(西洋のこっくりさんのようなもの)で呼んでしまった少女の霊”と判断。昨年7月15日にエクソシストによって、霊のエネルギーを弱めるのに利用した聖水とともに、2人の霊を小瓶に閉じ込めたという。

そして女性はこの小瓶を手元に置いておきたくないと、競売にかけることにした。「trade me」に出品後、3月3日には100ニュージーランド・ドル(約6,000円)の値を付け、4日には1,020ニュージーランド・ドル(約6万2,400円)まで上昇。「trade me」の商品ページにも出品女性への質問や賛否両論のコメントが殺到したが、多くの人の関心はやはり小瓶がいくらで落札されるのか、という点だった。

迎えた3月8日、締切予定時間に設定されていた午後9時46分直前の段階で、小瓶の最高入札価格は1,840ニュージーランド・ドル(約11万6,000円)。ところがここで、落札を希望する3人による猛烈な競り合いが始まった。ニュージーランド放送局TVNZによると、この3人は「予定時間を8分過ぎるまで、入札競争を繰り広げた」そう。1分間で数回も値が更新されていく過熱ぶりは、商品ページに履歴として掲載されている締切5分前の入札状況からもうかがえる。

結局、1人が「9時50分に2,820ニュージーランド・ドル(約17万8,000円)」で脱落し、もう1人も「9時52分に4,860ニュージーランド・ドル(約30万7,000円)」でギブアップ。小瓶は5,000ドル(約31万6,000円)の値段が付けられ、9時57分に入札が締め切られた。予定時間をまたいで繰り広げられた応酬に、「エンターテインメント番組を見るよりいい」「よくやった」など、楽しんだユーザーの声が続々と寄せられている。しかしその中に、最後で脱落した人に注意を促すコメントが何度も送られていた。

事情が飲み込めない出品女性も、当初はいぶかしげに「huh?」と返事していたが、この忠告は正しかったらしい。豪紙シドニー・モーニングヘラルドによると、翌9日朝に「trade me」が最終価格の見直しを決定。最後に脱落した人の入札を無効として、正式な落札価格を2,830ニュージーランド・ドル(約18万円)に変更した。同サイトのスポークスマンは「配慮のない入札者に値を釣り上げて欲しくなかった」とコメント。入札を無効とした人が不当に値を釣り上げたことを認め、「サイト会員から除外した」という。

なにはともあれ、日本円で18万円もの値段が付いた“幽霊入り小瓶”。今後は落札者の身に何も起こらないことを願いたい。

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