家系情報サイトがきっかけ、80年前に生き別れた肉親との再会果たす。

2009/12/13 13:45 Written by Narinari.com編集部

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過去の国勢調査資料や各種名簿、膨大な写真、家系図などの情報をまとめ、一般に公開している米国の家系情報サイト「Ancestry.com」(http://www.ancestry.com/)。このサービスの利用がきっかけで、生き別れになっていた家族が80年ぶりに再会するという出来事があった。

オクラホマ州に住む82歳のバーバラ・ミラーさんは、今から45年前の1964年に、欧州旅行にのためパスポートを取得しようと自分の出生証明書を取り寄せた。そのとき初めて、自分は幼い頃に養子へ出され、以前の名前は“リリアン・クリスマン”だったことを知る。この時点では兄姉がいることまでは分からなかったものの、以来、バーバラさんは自分のルーツと肉親の存在を確かめるために、いろいろな手掛かりを探し始めた。

しかし、得られた情報は不確かなものだらけ。役所の対応も厳しく、養子縁組の書類を見せてもらえるように頼んでも拒否され、捜索は難航を極めたという。

そんなバーバラさんと兄姉たちとの接点ができたのは今年11月と、つい最近のこと。バーバラさんのために、息子のレスさんがネットで情報収集を始めたのがきっかけだった。いろいろと情報を探しているうちに、「Ancestry.com」で、出生時の名前である“リリアン・クリスマン”が記された古い国勢調査資料を発見。バーバラさんの元の家族関係がわかり、兄姉がいることもわかったそうだ。そこで、「Ancestry.com」にバーバラさんの情報を載せ、連絡が来るのを待つことにした。

運命的なのは、90歳の姉エクシー・クリスマン・デイビスさんの身内も、「Ancestry.com」を利用してバーバラさんを探しているうちに、レスさんの存在に気付いたことだ。これを受けて、デイビスさんの娘サリバンさんがバーバラさんに連絡。互いの情報を重ね合わせていくとミラーさんとデイビスさんが姉妹であることが判明、喜びのあまり「何時間も話した」(米放送局ABCより)という。

そして先日、ミラーさんは生き別れていた8人の兄姉のうち、存命のデイビスさん、87歳の姉と85歳になった双子の兄&姉の計4人と80年ぶりに再会。ようやく訪れた妹との再会に、兄は「この再会のために長生きしていたように思う」(ABCより)とコメントしている。この日はデイビスさんの誕生会も開かれるなど、5人にとって最高の記念日になったようだ。

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