「フロア」が存在しない螺旋状のホテル、UAEのアブダビに建設へ。

2009/04/05 06:01 Written by Narinari.com編集部

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アラブ首長国連邦(UAE)最大の首長国で、同国の連邦首都も置かれているアブダビ。その国土は連邦の8割、原油生産量は9割を占めるなど、お隣の首長国・ドバイを遙かにしのぐ、連邦の中でも圧倒的な豊かさを誇る国だ。そんなアブダビで、一風変わったホテル「Helix Hotel(仮称)」の建設計画が進められている。

「Helix Hotel」はフロアの境目がなく、螺旋状に上へと伸びるホテル。通常のホテルは「1F」「2F」「ロビー階」といった具合に各フロアが独立して存在しているが、「Helix Hotel」は緩やかなスロープによって構成されているため、全く異なる趣に包まれている。こうした螺旋状の内部構造を持つ建築物は、日本では東京・表参道の「表参道ヒルズ」が有名だが、そのスケールを巨大にしたようなイメージだ。

そのため、「Helix Hotel」は下層階に入る店舗から、208の客室を経て上層階のスイートルームに至るまで、美しい螺旋を描く。建物の中央は大きな吹き抜けになっており、天窓から常に明るい太陽光が降り注ぐという構造だ。また、環境設計コンサルタントのAtelier Tenとの連携により、100%リサイクル可能なポリエチレンから作られるパネルを使った太陽と風のエネルギーシステムを導入。環境にも優しい建築物になるという。

現在はまだ建築デザイン会社のLeeser Architectsがコンペを勝ち抜いた段階で、具体的にプロジェクトがスタートするのは来春の予定。ドバイのさまざまなスポットをはじめ、奇抜な建築物が建ち並ぶアラブ首長国連邦に、またひとつ、注目株が誕生することになりそうだ。

※「Helix Hotel」の完成予想図や、Leeser Architectsのこれまでの実績は公式サイト(http://www.leeser.com/)で見ることができる。

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