ハリウッド版「鉄腕アトム」製作中止か、資金繰りがショートとの情報。

2009/01/27 17:01 Written by Narinari.com編集部

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ワーナー・ブラザースが50億円の巨費を投じ、ハリウッドでのフルCG映画化が進められている「鉄腕アトム」がピンチだ。製作を担当している香港大手アニメスタジオImagi社の資金繰りが悪化、1月26日からスタッフには自宅待機令が出され、製作が中断しているとの情報が出てきた。

この情報を伝えているのは、映画情報ブログ「CIA☆こちら映画中央情報局です」(http://blog.livedoor.jp/hirobillyssk/)。同ブログでは、米アニメーション組合の組合長などが運営しているブログ「TAG Blog」で25日に更新されたエントリー「Imagi closing down temporarily?(Imagiが一時休業か)」をもとに、「鉄腕アトム」とImagi社の苦境を指摘している。

また、Imagi社の資金繰り悪化については昨年12月にバラエティ誌が伝えているほか、1月14日にも経済誌フォーブスがダグラス・グレン代表から経営悪化のコメントを引き出していることから、「昨年末よりイマジの崩壊はカウント・ダウンに入っていたようで、事情通にはイマジが業務停止?!のニュースは実は驚きでも何でもなかった」(CIA☆こちら映画中央情報局ですより)のだという。まだImagi社からは何の発表もなく、事実関係は明らかになっていないが、年末からたびたび不穏な情報が流れていることは間違いないようだ。

ハリウッド版の「鉄腕アトム」は2007年11月に初めてコンセプトアート、昨年11月には予告編が公開されているが、いずれも日本人が慣れ親しんでいるアトムとは趣を異にしたものだったため、日本のファンからは猛反発を受けている。特に予告編では、空を飛びながら「イィーヒッヒーッ!」と奇声を上げるアトムに、落胆を通り越し、怒りを覚えたというファンも少なくない。

Imagi社は「忍者タートルズ」のフルCG映画「TMNT」でその名を知られるようになり、現在は「鉄腕アトム」のほかにフルCG映画「Gatchaman(科学忍者隊ガッチャマン)」の製作も担当している。「鉄腕アトム」に加え、「Gatchaman」の今後にも注目しておきたいところだ。

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