イノシシ捕獲なら猪肉2キロ配当、「巨大捕獲オリ」共同オーナー募集。

2008/10/08 11:30 Written by モノメトロ編集部

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農業を営む人々にとって、イノシシによる農作物被害は深刻な問題。増えすぎたイノシシを駆除、もしくは追い払うべく、檻や罠を仕掛けて対抗するものの、そのために必要な金銭的な負担は農家の生活に重くのしかかっている。そうした状況を改善するべく、みわ・ダッシュ村(主管:NPO法人京都SEINEN団)が「イノシシ捕獲用の巨大な檻の共同オーナー」制度を開始、現在参加者を募集中だ。

「イノシシ捕獲用の巨大な檻の共同オーナー」制度は今年で2回目。昨年、全国から共同オーナーを1口2万円で募ったところ、264口のオーナーが集まった。昨年のオーナーから強い継続希望があったため、今年もオーナー募集を開始したという。

巨大な檻を設置するのは、「丹波栗」の産地として全国的に知られる京都府福知山市三和町近辺。年々、イノシシの被害が増えており、栗やそのほかの野菜作りを断念する農家が増加、過疎化に拍車をかけるという深刻な事態に見舞われている。

通常、イノシシを捕獲するための檻は2平方メートルから3平方メートルで、捕獲できるのは1〜2頭だが、みわ・ダッシュ村が設置を予定しているのは間口3.5メートル×奥行き8メートルの巨大な檻。一度にまとめてイノシシを捕獲する作戦だ。設置期間は11月15日から、来年の2月15日までを予定している。

イノシシを捕獲できた場合には、オーナー登録順に一口当り猪肉2キロ(精肉済み、スライス)を配布していく。もし捕獲できなかった場合でも、地元猟師の協力により、猪肉1キロと三和町特産物が「みわ・ダッシュ村賞」として進呈されるので、2万円がムダになることはない。ちなみに昨年は2頭の捕獲に成功し、264口中、26口のオーナーに猪肉が配布された。自然が相手のことゆえ、今年はそれを上回る可能性も、下回る可能性も当然ある。そのあたりのリスクを楽しむ「余裕」も必要なのかもしれない。

申し込む側からすると、2万円という価格が安いのか、高いのか、相場が分かりづらいところだが、例えば楽天市場の「丹波うまいもの倶楽部」で販売している猪肉は600グラム(4〜5人前)で7,980円。同じく楽天市場の猪肉専門店「猪肉のキザキ」では、特選極上猪ロース600グラムを1万円、特上天然猪肉600グラムを7,800円で販売していることからも、仮にイノシシの捕獲に成功して「2万円で2キロ」の猪肉が配布されれば、相場よりもずっと安い価格で楽しめることになる。捕獲できなかったとしても、猪肉と三和町特産物のセットと考えれば、トントンといったところだろう。

イノシシ被害に悩まされている地元農家には助けとなり、オーナーは猪肉を楽しめる。一石二鳥のこのオーナー制度。気になる人はぜひチェックを。

[イノシシ捕獲用の巨大な檻の共同オーナー制度]
オーナー参加費:1口 20,000円 (一人何口でも可)※
募集期間:2008年10月末日まで(郵送の場合は当日消印有効)
応募方法:京都SEINEN団ホームページ(http://www.seinendan.com/)のメールフォームから、もしくはハガキによる郵送、FAX
特典:猪肉2キロ配布(捕獲成功時)、「オーナー様登録証」の発行

※登録費10,000円、管理費10,000円で次年度(次のシーズン)からは管理費10,000円のみ。

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