国・競技によってさまざま、北京五輪メダリストの報奨金事情。

2008/08/23 15:09 Written by コジマ

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8月8日開幕した北京五輪も16日目を迎え、残すところ1日半。日本にはこれまで金9個、銀6個、銅10個の計25個のメダルがもたらされている。各競技とも平等に感動を与えてくれたが、その努力に報いる報奨金は競技によって差があるようだ。

日本オリンピック委員会(JOC)が定める報奨金は金メダルが300万円、銀メダルが200万円、銅メダルが100万円。それぞれメダル1個に対して出されるため、個人で金2個、リレーで銅1個を獲得した水泳の北島康介選手は700万円が支給されることになる。また、団体競技には代表全選手に支給され、悲願の金メダルを勝ち取ったソフトボールは15人で総支給額4500万円だ。

各競技によって違うのは、JOC以外からの報奨金。北島選手は日本コカ・コーラと4年総額4億円で契約しており、ミズノとも個人契約を結んでいる。内外タイムスによると、北島選手の2冠による宣伝効果はテレビCMの数倍、宣伝費に換算すると100億円前後にものぼるという。そのため、日本コカ・コーラからの報奨金は2億円以上と予想されており、ミズノからも2冠分の報奨金が支給されると見られている。また、日本水泳連盟はアテネ五輪で金メダル200万円、銀メダル100万円、銅メダル50万円の報奨金を出しているため、北島選手は上記の額のほか、450万円を手にする可能性がある。

その一方で、ソフトボールは日本協会が報奨金なしを発表。各選手は所属企業がそれぞれ支給することになっており、エースの上野由岐子投手らが所属するルネサス高崎は200万円を予定しているという。上野投手らが手にするのは500万円のみだ。知名度や契約の差があるとはいえ、北島選手と上野投手の報奨金は2億円以上の開きがある。

また、世界ランキング1位を破って4位入賞したバドミントンの末綱聡子、前田美順組には日本協会から特別に支給されることなく、代表選手男女10人に299万9999円(1人当たり29万999円)を出すことが発表された。フェンシングの男子フルーレで日本初の銀メダルを獲得した太田雄貴選手には、日本協会がJOCから支給される年間強化費1億円をすべて渡すとの噂もあるようだ。さらに野球の成瀬善久投手には、カナダ戦の好投をたたえて自身がCM出演している千葉県の建設会社が3000万円のマイホームをプレゼントするという。

一方、世界に目を向けてみると、水泳で8冠を達成した米国のマイケル・フェルプス選手にはスピード社からだけでも100万ドル(約1億1000万円)のボーナスが支給され、そのほかに契約を結んでいる8社からも報奨金が出るのは確実。総額は1000万ドル(約11億円)といわれている。また、タイは1000万バーツ(約3200万円)を20年分割払い、インドは列車の1等席が生涯無料、ベラルーシはソーセージ一生分、ドイツは毎月ビール50リットルが、それぞれ金メダリストに支給されるようだ。

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