プロ野球今季表彰、小笠原内野手が史上初のセ・パ連続MVPに。

2007/11/20 23:06 Written by コジマ

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中日の53年ぶりとなる日本一で幕を閉じた今季のプロ野球。フリーエージェント(FA)選手の行方などストーブリーグはまだまだ盛り上がりをみせているけど、高校生、大学生・社会人の両ドラフトが終了したところで、今季の表彰が発表されたのだ。

まずは最優秀選手(MVP)。昨季は中日の福留孝介外野手と日本ハム(当時)の小笠原道大内野手が受賞しているのだけど、今季巨人に移籍した小笠原選手が2年連続で栄冠に輝いたのだ。2年連続の受賞は1994〜96年の3年連続で受賞したオリックスのイチロー外野手(現シアトル・マリナーズ)以来で、両リーグでの受賞は79、81年の江夏豊(広島、日本ハム)以来の2人目。2年連続両リーグとなると、史上初のことなのだとか。

小笠原選手はリーグが移った今季、巨人の四番打者に抜擢され、2季連続でリーグ優勝に貢献。通算1500本安打も達成(史上4番目の速さ)し、タイトルこそ取れなかったものの、打率.313、31本塁打、88打点と昨季に劣らない成績を残した。

11月10日に左ひざ関節半月板の手術をし、北京五輪日本代表候補から外れた小笠原選手は、授賞式で足を引きずりながら登壇。「ずっと、ケガのことを考えて生活していましたから、正直驚いています」「新しい環境で目に見えないプレッシャーはあったが、周囲の人が、プレーしやすい環境を整えてくれた。監督、選手、関係者に感謝したい」 (朝日新聞より)と、新天地で無我夢中に駆け抜けたシーズンでの受賞を喜んでいたのだ。

一方、パ・リーグのMVPは、日本ハムのダルビッシュ有投手が初受賞。今季15勝5敗、防御率1.82、210奪三振(タイトルも獲得)という抜群の成績を残しており、日本一こそ逃してしまったものの、プライベートで女優のサエコと結婚するなど最高のシーズンとなったのだ。

また新人王(最優秀新人)は、セ・リーグは不調だった先発陣を救い、ローテーションの一角を担って8勝(セ・リーグ新人トップ)を挙げた阪神の上園啓史投手、パ・リーグはその上園選手を上回る11勝を挙げた田中将大投手が選ばれた。

ベストナインは、セ・リーグが小笠原選手(三塁手)をはじめ、高橋尚成投手、阿部慎之助捕手、高橋由伸外野手と、リーグ優勝した巨人から最多4人が選ばれたほか、最下位のヤクルトが田中浩康内野手(二塁手)、青木宣親外野手、アレックス・ラミレス外野手の3人、日本一の中日からはタイロン・ウッズ内野手(一塁手)と井端弘和内野手(遊撃手)の2人だけだったのだ。

パ・リーグも優勝した日本ハムから、ダルビッシュ選手や田中賢介内野手(二塁手)、稲葉篤紀外野手、森本稀哲外野手の最多4人が選ばれており、里崎智也捕手とTSUYOSHI内野手(遊撃手)の2人がロッテから選ばれたほか、西武のアレックス・カブレラ内野手(一塁手)、グレッグ・ラロッカ内野手(三塁手)、ソフトバンクの大村直之外野手、楽天の山武司内野手(指名打者)と、各球団からまんべんなく選ばれたのだ。

阪神からベストナイン選手が出なかったことが悔やまれるけど、上園選手の金刃憲人投手(巨人)を抑えての新人王獲得はうれしいニュース。来季もローテーションを守って、苦境の先発陣を救ってもらいたいのだ。ちなみに、海の向こうのメジャーリーグでは、アレックス・ロドリゲス内野手(ニューヨーク・ヤンキース)が3度目のア・リーグMVPに選ばれており、候補だったイチロー選手は8位だったのだそう。

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