石野真子と勝新太郎はキューバの国民的スター、カストロも愛した理由は。

2007/05/29 08:02 Written by コ○助

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先日、フジテレビ系の「あっぱれさんま大教授」を観ていると、ゲストにキューバと日本のハーフであるモデル兼タレントのSHEILA(シェイラ)が出ていたなりよ。その中で、サラッと、本当にサラッとだけなりが、気になる一言をSHEILAが語っていたなりね。「キューバでは石野真子と勝新太郎が国民的な大スターだ」と。

石野真子と勝新太郎。ともに俳優という以外に、特に共通点もなさそうなこの2人。世界的に評価の高い映画に多数出演していた勝新太郎が人気なのはまだ分かるにしても、最近は日本でもあまり名前を聞かなくなった石野真子がもてはやされているのはなぜなのか、疑問を感じないわけにはいかないなりね。番組内でSHEILAはその答えを明かしてはくれなかったので、その理由を調べてみることにしたなり。

まず、勝新太郎。こちらはやはり映画「座頭市」シリーズの影響が大きいようなりよ。キューバでの「座頭市」人気は相当なもので、映画館では繰り返し上映されているほか、カストロ議長も作品を愛して止まず、かつて勝新太郎は国賓待遇で招待されたこともあるのだとか。また、1990年に勝新太郎がコカイン所持で逮捕されたときには、「キューバ亡命説」なる報道が出たこともあるなりよ。ちなみに作家の北方謙三はキューバを訪れた際、その風貌が「座頭市」に似ていると感じた現地の女性から「イチ、イチ、イチ」と耳元で囁かれたことがあるそう(笑)。それくらいキューバでは愛されているなりね。

次に石野真子。キューバでは1994年頃にNHKの「おしん」が放送され、「『おしん』の苦労話は物資不足、水不足、停電などに耐えていたキューバ国民の共感を集めた」(地球の歩き方より)そう。これをきっかけに「大日本ブーム」が巻き起こり、続けて放送されたNHK大河ドラマ「いのち」(日本での放送は1986年1月5日〜1986年12月14日)も視聴率80%を記録するほどの大ブレイク。この作品に三田佳子と役所広司に続く三番手で石野真子が出演していたため、今でもキューバ国民の多くが石野真子を大スター扱いしており、こちらも国賓級の扱いで招待されたことがあるようなり。

キューバは比較的親日の国として知られているなりが、こうした民間レベルで日本のエンターテインメントが愛されているのは嬉しくもあり、不思議でもあるなり。日本の映画やドラマは現在もキューバでは上映・放送されることはあるようなので、日本では意外に感じる俳優がいつの間にかキューバで大スターになっていた……なんてことが、今後も可能性としてはありそうなりね。

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