低下するハンカチの携帯・使用率、観察調査で6割が不使用。

2006/09/06 23:58 Written by コジマ

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早稲田実業の斎藤祐樹投手の影響で、最近何かと注目されているハンカチ。男性の携帯・使用率が低いのは昔からだけど、近ごろは女性の携帯・使用率が低下しているという。読売新聞が短時間、駅のトイレで観察調査を行ったところ、若者が多い街の駅では不使用率が6割に達したそうなのだ。ペーパータオルやハンドドライヤーの普及によるところも大きいけど、洗濯やアイロンがけが面倒だという人が増えているのだとか。

駅のトイレには、ペーパータオルやハンドドライヤーを設置しているところが少ない。同紙が東京都内のターミナル駅のトイレで観察したところ、ハンカチを使う人は7割程度。3割の人は濡れた手を髪になでつけたり、手を振って水を切ったりと、男性さながらの対処をしていたのだとか。こうした行動は、あくまで見た目だけど、30歳代以下の人が多かったという。そこで若者が多く集まる街の駅で調査すると、不使用率は6割に達したそうなのだ。そもそも手を洗わない人もいたみたい。

さらに、マーケティング会社「ブームプランニング」が女子高生を対象に調査したところ、「ハンカチやタオルハンカチをいつも持っている」と回答した人は8割近かったものの、使用となると6割に減少。「身だしなみ用品として、ハンカチ以上にバッグに入ってなければ困る物」として、「鏡」が半数近くを占め、「ティッシュ」も3割を超えていた。女子高生にとって、ハンカチは鏡以下の存在なのかも。

こうした身だしなみを指導しているはずの小学校。ぼくが通っていた学校でも、「ハンカチ、ティッシュ、爪切り」をチェックする「清潔検査」が週1回行われていたのだけれど、最近は実施する学校が減っているというから驚きなのだ。その理由は、「ハンカチを持たせるかどうかは家庭の問題で、学校に干渉されたくない」という保護者の声や、「忘れた子供が悲しい思いをする」という訳の分からない配慮によるというから、さらに驚く。その結果、「カーテンや同級生の服で手を拭いたり、トイレの前がびしょ濡れになっている」そうで、こうした現状を保護者は理解しているのだろうか。また、防災上の必要性を指摘する声もある。

同紙は最後、手を拭くために1枚、いつでも人に貸せるようにもう1枚を常に持ち歩いているという女性を紹介し、「女っぷりを上げるには、入念な化粧より、ぱりっとアイロンをかけたハンカチを持っている方がいいのかもしれない」と結論している。

たしかに、目に見えない身だしなみに配慮している女性を素敵だと思う男性も少なくないだろうけど、隠れた身だしなみよりも化粧やネイルアートなど外見ばかりに気を配っている女性を是とする最近の風潮にも問題があるような気がするのだ。ぼくなんか、手を洗ったあとにハンカチを差し出されたら、「おっ、しっかりした人だ」と思っちゃうのになあ。まあ、それも単純な思考ではあるのだけれど。

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