楽天・三木谷浩史社長の「Xデー」近づく? 疑惑報道で株価も下落。

2006/08/31 12:35 Written by コ○助

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ライブドアの堀江貴文元社長ともども、近年のIT業界におけるトップ経営者として、時代の寵児のように扱われてきた楽天の三木谷浩史社長。日本興業銀行時代に培った人脈から政財界に太いパイプを持ち、常にスマートな立ち振る舞いを見せてきた三木谷社長は、一匹狼かつ唯我独尊的な存在だった堀江貴文氏とはひと味も、ふた味も異なると、その人物像が高く評価されることもしばしばだったなりよね。ライブドアが起こしたプロ野球の新規参入騒動やニッポン放送をめぐる攻防などにも、横からサッと救いの手を差し伸べてきた(もしくは構えを見せてきた)のは皆さんもご存知のとおりなりよ。

でも、最近ちょっと三木谷社長の近辺に不穏な空気が流れ始めているなり。事の発端は楽天がTBSの買収を仕掛けるも激しい抵抗にあい失敗、約1110億円を投じて取得した19%超の株式が塩漬け状態になってしまったこと。この経営判断の誤りが招いた代償は大きく、楽天とTBSの株価は大幅に下落、両社の提携交渉も膠着状態が依然として続いており、三木谷社長の経営手腕を問う声もチラホラと聞かれるようになっているなりよね。

それだけでなく、この1〜2年の間だけでも、楽天にはあまり良くない話題が立て続けに出てきているなりよ。パッと浮かぶだけでも、次のような問題が起きていたなりね。

・楽天市場のキャンペーンで取得したポイントを一方的に取り消し、大騒動に。
・楽天トラベルの一方的な手数料値上げに宿泊業界が猛反発。
・楽天証券でたびたびシステム障害、金融庁が業務改善命令。
・楽天市場の規約改定により店側の負担が急増、退店率が一気に高まる。
・楽天市場で大規模障害、約4割にあたる7413店が利用できなくなるトラブル。
・楽天市場で6万本(9億円相当)販売した「ブルガリキーリング」が偽物だと判明。
・楽天市場で「アバクロ」の偽物商品が堂々と販売されているとの噂が広がる。
・Wikipediaの「楽天証券」の項から、不利益情報を同社内から削除。

と、何か起きるたびに楽天の株価は下落を続け、年初には11万円台だった株価は半年あまりで半値近くになってしまったなりね。そして、さらに株価に打撃を与えるような報道が、31日発売の「週刊新潮」に出ているなりよ。どのような内容なのか、簡単にまとめておくなり。

・楽天の社内では三木谷社長の逮捕情報が公然と囁かれており、6月のボーナスをもらったあと百数十人もの社員が辞めてしまった(らしい)。
・逮捕情報の中身は、楽天がTBS株を取得する過程で、同じくTBS株の取得に動いていた村上ファンドからインサイダー情報を「聞いてしまった」こと(らしい)。
・楽天のナンバー2である国重惇史副社長が、7月に検察に事情を聞かれた(らしい)。
・総会屋への利益供与の疑いで警視庁も内偵を進めている(らしい)。
・楽天の広報は疑惑を否定するも、記事では「株式市場や政治への影響を考慮するので、新内閣が誕生する10月以降が要注意」と結んでいる。

「○○関係者によると」という伝聞情報がほとんどなので、実際にどこまで本当のことかは図りかねるなりが、この報道を受けて株価はまた急落。30日には前日から5000円も下げるストップ安となっているなりよ。このほか今週発売の「週刊東洋経済」でも「楽天の憂鬱」という特集が組まれており、これも株価下落の一因になっているようなり。

各報道や噂の真贋はともかく、なにかとネガティブな話題の続く楽天。「週刊新潮」の報道に続いて、ほかの週刊誌や新聞が後追いする可能性もありそうなりね。果たして楽天に捜査のメスは入るのか。しばらく注目しておく必要がありそうなり。

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